Rail20とPursuer、Muirwoodsで行く Kanさんの旅路

ヤフーブログから移転しました もともとオートバイ主体のブログでしたが ミニベロのRail20が楽し過ぎて 自転車ブログになりました さらには 折り畳みミニベロ Pursuer クロモリグラベルクロスバイク Muirwoods 29SEが増車 3台の自転車のサイクルライフを 記すブログになりました よろしくお願いします ほか、音楽も好きです。心動かされた音楽について https://rail20rsc.blog.fc2.com/ でも書くようにしています。宜しくお願いします。

2006年06月

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なんとなく、最近フロントが重いねえ、なーんて思っていたら
空気圧が下がっていました。

さあ、補正補正(’-’*)
出勤前にシュコシュコエアポンプで入れました。

今日も通勤はばっちりですね。

タイヤに空気を
心に愛を(意味不明)

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かつて、レーサーレプリカ全盛期、今の世では考えられないようなマシーンが巷にあふれていました。
2ストロークのレーサーレプリカ、速くなければ偉くない。
ATAC,TRAC,ANDF,YPVS,AETC,KVSS…etc,なんかよくわかんない4文字のメカがいっぱい付いたマシンたち。
アツい時代でした。

私が今回紹介するのはHONDA,NS400R。85年に登場した、HONDAの2ストレーサーレプリカの頂点モデル。
フレディ・スペンサーのライディングにて、
83,84シーズンに世界GPタイトルをHONDAの元にもたらした、NS500のレプリカモデルです。

私がバイク文明に目覚めた頃、世はレーサーレプリカがあふれていました。
そして、このバイクは高校時代に、友人のお姉さんが乗っていました。
3本のチャンバーから白煙を噴出し疾走するその姿、どえらく格好良かったものです。
カラーはロスマンズ。

他、大排気量2ストロークモデルとしては、YAMAHAのRZV500R,SUZUKIのRG400/500γがありましたが、
私の中ではこのNSが一番格好いい。
ロスマンズカラーの美しさ、コンパクトにまとめられたデザイン。NS500譲りのV型3気筒。
アンシンメトリーな3本のチャンバー、そこから吐き出される白煙。
(トリコロールカラーはあえて触れません m(。-_-。)m )

それから数年後、友人所有のNS400Rを借りて、乗り回したときの快感は今でも忘れられません。
アイドリング、低速ではトルクがあるから走るけれど音がとても格好良くない(笑)さすがV3。
「げろげろげろげー、げろげろげろ…」

しかあし!

6.000rpmを回ると一気に10.000rpm overへ!「ポエエーッ!」と吹けあがりタコメーターの針がワープ!

一気に重さを感じなくなり、前方に突撃していく、あの感じは大排気量2ストならです。
リッタークラスのバイクが重たい車重をパワーで加速させていくのなら、
こいつはピストルの弾丸みたいに吹っ飛んでいくのです。
そして、

バックミラーは白煙で真っ白(笑)


足回りも細いバイアスならではの素直な倒しこみで、
シャープな走りを楽しめました。
一気に突っ込んでクリッピングを奥に取り減速、
そのままスパッ!と向きを変えて立ち上がる快感は16インチバイアスならでは。
極細17インチのリアタイヤ(確か110/90-17(!!))にトラクションを目いっぱいかけ、ポエエエエーッ!と加速していくのです。

もちろん、実際の速さはNSR,VFRはおろか、たぶんR1-Zとかよりも遅いと思います。
もう、進化はエライ騒ぎだったのです。
(注:これは「私のライディングでは」という仮定が付きます)
でも、あのアツさは忘れられない。

今、もうこんなバイクはなく、レーサーレプリカも大排気量クラスに集中しています。
もちろん、今のバイクのほうが圧倒的に速いでしょう。
実際、CBR954RRに試乗したときは、「うわー!めっちゃ速くて面白ーい!」と思いましたし。
でも、この頃のバイクのほうがなんていうか、「アツさ」を感じるのです。

ひたすらバイクがとんがっていた、みんなアツかった、そんな頃。
今のスクーター&雰囲気系のバイクも決して悪くないですが、
できれば、こういうバイクに機会があったら一度乗ってみて欲しいと思います。
血が騒ぎますよ(笑)

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我が家は病人が多いです。
私も風邪が全快しません。だいぶよくなりましたが。
妻も咽頭炎でのどが痛くて仕方ないようです。

そして、のんちゃんも昨日39度の熱を出してしまいましたです。
また風邪を引いてしまったよう。近所の小児科で診て貰ってきました。
今日は少しいいみたいだけど…
現在爆睡中。

ゆっくりよく寝て治してね!

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我が家ののんちゃんはいつもニコニコしていて、仕事帰りのパパを和ませてくれます。
帰ってくるとダッシュでハイハイして寄ってきてくれるのは、
もうなんともいえずいつも嬉しくてしょうがないです。
パパっていいものだなって思います。

しかし

夜中になると、

怪獣のんザラス

に変身、夜泣きアタックで我が家の安眠を妨げます。
結構いらいら、家庭内不和の一因になりそうな勢いです(笑)

そんなある日、妻の友人の同じぐらいの子が、「小児鍼」をやると、
ぐっすり寝るようになった!との有用な情報をゲットしてきました。
そんないい手段があるのか?といろいろ調べてみたら、
せりえ鍼灸室というところがいいと教えてもらいました。
http://www.serie89.com/index.html
yahoo!ブログもあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/ikeike55ikeko/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=l

ちょっとお金がかかりますが、tryしてみたい!とのことで
妻とのんちゃんが出撃してきました。

上段の写真のような鍼をもって、
下段の写真のように頭とか、背中や手足をなぞるそうです。
(妻撮影)
刺すわけではないみたい。
1回1時間弱程度、患者の症状によっても時間は変わるようです。
のんちゃんはハイハイしてしまい、じっとしていないので鍼灸師さんも大変みたいです。

やる前は体がむくんでいて、かつ汗をかきにくい体質になっており、これが夜鳴きの原因の
ひとつといわれていたのですが、
体はむくみが取れてすっきり肩甲骨ばっちり、顔色もよくなり汗をかきやすい子になりました。

肝心の夜泣きの方は、

結構よくなりました

前は1時間おきにグダグダ泣いて泣き止まなかったのが、
今はのどが渇いたら起きるけれど、おっぱいをあげたらすぐ寝るようになりました。

どうですか?
夜泣きに悩む皆様?

小児鍼、結構いいかも。

大人にもいいようですよ。
私も試してみよう。

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RADIOHEAD 「KID A」 2000/9/27発売

1. Everything In Its Right Place
2. Kid A
3. The National Anthem
4. How To Disappear Completely
5. Treefingers
6. Optimistic
7. In Limbo
8. Idioteque
9. Morning Bell
10. Motion Picture Soundtrack

すべて すべて すべてがあるべきところにある あるべきところに あるべきところ
「Everything in it's right place」より

音楽のコーナーです。今回は、UKロックバンド、RADIOHEADの「KID A」について。

RADIOHEADとは、イギリスでVoのトム・ヨークらが中心となって結成されたロックバンドです。93年、「パブロ・ハニー」でアルバムデビュー、収録曲の「クリープ」が全米で「ニルヴァーナの再来!」とされ大ヒットします。その後、95年、「ザ・ベンズ」でさらなるギターロックバンドとしての発展を遂げ、97年「OKコンピューター」でそれまでのギターバンド的アンサンブルにさまざまな実験を取り込み、90年代ロックシーンを代表する1枚となりました。その後、バンドはさまざまな葛藤を経て、大難産の末に生み出されたのがこの「KID A」です。
RADIOHEADに関して詳しく知りたい方は、オフィシャルサイトをどうぞ。
http://www.toshiba-emi.co.jp/radiohead/
知っている方は、きっともう私よりも良く知っていることでしょう(笑)

私、このRADIOHEADを知ったのが、この「KID A」からなのです。某音楽番組でこのアルバムに収録されている 「The National Anthem」の プロモビデオを観て、「なんだ、こいつらは!」とやられてしまいCD屋へ…という感じでした。
ライブ演奏風景を収録しているのですが、すごく不穏な感じで、聞き手を不安に揺さぶるのです。

これまでの彼らは、ギターを中心としたアンサンブルを展開、メロディアスな楽曲やノイジーなロック的刺激に満ちた楽曲が中心でした。しかし、このアルバムではそれらの方法論をかなぐり捨て、エレクトロニカなどと呼ばれるテクノ的手法を大胆に取り込みます。電子の粒子が舞うような質感の音、解体されたメロディ、直接的なロック的な刺激は排除されています。

そのなかで、彼らは「現実の世界に満ち溢れた違和感」を丹念に音の世界で描いていきます。普段の日常の中、皆がなんとなくやり過ごしているような、でも不安を抱いているような何かを。
それらを表現するのはこれまでの彼らのスタイルでは不可能であったのでしょう。

リーダーのトム・ヨークは当時、「ロックなんて退屈なごみ音楽だ」といった発言をし、かつ、このロックから著しく逸脱したアルバムを発表、全世界で賛否両論となりましたが、結果、全米全英チャート1位を獲得します。

スタイルだけの「ロック」ではなく、その精神性に「ロック」を当時の私も感じ、ひたすら聞き続けました。スタイルとしての「ロック」を否定しその次のあり方を模索、その結果として摩擦係数もどんどん上がっていくという展開にとても興奮しました。

世界初のクローン人間について描かれる「KID A」、皆が心の中に不安を感じながら、何とか日常をやり過ごしているさまを不穏なファンクナンバーに仕立てた”国歌”「The National Anthem」、世界の中での紛争、女、子供が犠牲になっていく世界「Idioteque」など、どの曲も伝わってくるものがありますが、私が一番感動したのは1曲目「Everything in it's right place」です。

冒頭にも挙げた「すべてがあるべきところにある」ということを歌っているのですが、
それは以前「旅するオートバイ」http://blogs.yahoo.co.jp/w650rsc/7970061.html でも少し書いた、「必然性」を感じさせるのですね。すべての人、すべてのもの、すべての物事には必然性があり、そしてそれゆえに今あなたはここにこうしており、あるべきところに向かっていくのだ、という。
この世界の中、「あるべきところ」において生きていくことを自覚させられる大切なメッセージソングだと思います。

長々と申し訳ありませんでしたが、興味のある方は御一聴を。
兄弟作の"AMNESIAC"、ライブ盤の"I MIGHT BE WRONG(Live Recordings)もいいです。
私もライブには行きましたよ…色盲のプレイヤー、ジョニー・グリーンウッドの奏でるアナログシンセサウンドに感動したのを覚えております。


ではまた。

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