
もう久しくこのお方のライブには行っていなかったのですが、
私の休職中に来日される!とのこと。
私の休職中に来日される!とのこと。
義兄がファンで、「ねえ、行かない?」と誘われ、
確かにこんな時じゃないといけないので思い切って行って見ることにしました。
(義兄は仕事でリタイヤ!というのは内緒です)
確かにこんな時じゃないといけないので思い切って行って見ることにしました。
(義兄は仕事でリタイヤ!というのは内緒です)
以前行ったときは、完全な一人弾き語りライブで、
ちょっと彼の意欲が空回りしてしまったいるような居心地の悪さを感じたのですが…
今回はどうでしょうか。
(というか、前の時は聞き手にも修行を強いられるものがあった…)
ちょっと彼の意欲が空回りしてしまったいるような居心地の悪さを感じたのですが…
今回はどうでしょうか。
(というか、前の時は聞き手にも修行を強いられるものがあった…)
開演前、
渋谷はbunkamuraオーチャードホールには
いかにも「デビシル先生」って感じの
マイナー調のアンビエントな曲がずっとかかっておりまして、
気分が盛り上がります。
渋谷はbunkamuraオーチャードホールには
いかにも「デビシル先生」って感じの
マイナー調のアンビエントな曲がずっとかかっておりまして、
気分が盛り上がります。
客の入りもまあまあでしょう。
いまや「伝説」すぎて、
知らない若者も多いことでしょう…
なんて思っていたら
自分よりも年下っぽい方も散見されちょっと嬉しかったです。
知らない若者も多いことでしょう…
なんて思っていたら
自分よりも年下っぽい方も散見されちょっと嬉しかったです。
しかしメインは30代後半~40代だな。
JAPANの現役時代から気合が入っている
御姉さまたちも拝見されます。
御姉さまたちも拝見されます。
流石元祖ヴィジュアル系…
19時開演予定でしたが、
やや遅れて19時25分ごろ開始。
やや遅れて19時25分ごろ開始。
nine horsesよりのナンバー、「wonderful world」で幕を開けました。
今回のライブは、「これまでの活動の総括」だそうで、
今後は今までの曲はやらない?とかなんとか。
ある意味、集大成的なライブとなる期待が持てます。
今後は今までの曲はやらない?とかなんとか。
ある意味、集大成的なライブとなる期待が持てます。
ドラムスには実弟スティーブジャンセン、他ベース、キーボードの4人編成。
(すみません、あんまりちゃんと調べないで行ったのです…キーボードは日本人だそうで)
(すみません、あんまりちゃんと調べないで行ったのです…キーボードは日本人だそうで)
結構打ち込みも多用しているようですが、
リズム隊がかなり格好良く、
(ベースの人がチャップマンスティックみたいなのを弾いているように見えましたが、
遠くてよくわかりませんでした)
かつDavid本人のヴォーカルが素晴らしい!
リズム隊がかなり格好良く、
(ベースの人がチャップマンスティックみたいなのを弾いているように見えましたが、
遠くてよくわかりませんでした)
かつDavid本人のヴォーカルが素晴らしい!
本人も相変わらずハンサムそうで(笑)
以前拝見したときは、少し艶ないね~って感じだったのですが、
今回はもう、バンド編成となって
彼の歌や曲に血肉が通っている印象です。
今回はもう、バンド編成となって
彼の歌や曲に血肉が通っている印象です。
比較的最近のナンバーが主体となって
ライブは進みますが、
坂本龍一との共作「World citizen」、
長く未発表であった超名曲「Ride」など、
聞かせてくれますね~♪
ライブは進みますが、
坂本龍一との共作「World citizen」、
長く未発表であった超名曲「Ride」など、
聞かせてくれますね~♪
しみじみと歴史に思いを馳せてしまいましたよ…
70年代末期~80年代前半、 その超自閉症的な性格ゆえ、「音楽」「美しいヴィジュアル」という仮面を持ってデヴューしたJAPAN時代、 仮面を演じることを拒否、「自分とは何か?」を突き詰めるべく芸術道に邁進した80年代後半。 ロバート・フリップ、坂本龍一、ホルガー・シューカイらとの出会い、別れ。 妻子を持ち、家庭を愛した90~00年代、 キリスト教の禁欲的世界から仏教的な暖かい世界を追うようになったのがこの頃印象的でした。 そして離婚(!!!)、再び音楽の世界にて己を問う現在。
本当、「旅人」という佇まいの人です。
(精神的に、という意味で)
(精神的に、という意味で)
私も、スケールはぜんぜん違いますが、
もともとかなり内向的で、当時の自分を否定し、
自分探しの旅を求めて音楽やバイクと接していた気がします。
そして、その結果、「ここではない何処か」などはなく、
「自分」というのは、そこにいる己以外の何者でもないということに気づいてしまい、
生活者としてあるがままに生きていこう…
と思うようになった…ようなところはあります。
もともとかなり内向的で、当時の自分を否定し、
自分探しの旅を求めて音楽やバイクと接していた気がします。
そして、その結果、「ここではない何処か」などはなく、
「自分」というのは、そこにいる己以外の何者でもないということに気づいてしまい、
生活者としてあるがままに生きていこう…
と思うようになった…ようなところはあります。
そんな私にとって、彼の音楽、その生き方は
すごく尊敬しているものだったんですよね…
すごく尊敬しているものだったんですよね…
力強く歌う彼を眺めながら、
「人とはああも強くなれるものなのか…」
とじんわりと感動してしまいました。
「人とはああも強くなれるものなのか…」
とじんわりと感動してしまいました。
以前の彼と比べると、
歌の「包容力」が段違いに上がっている気がします。
それだけ、アーティストとしての器が大きくなったということなのでしょうか…
歌の「包容力」が段違いに上がっている気がします。
それだけ、アーティストとしての器が大きくなったということなのでしょうか…
人生、修行なのですね…
JAPAN時代の名曲、「Ghost」もしっかりと演奏、 ライブも佳境に…
…
メンバー紹介、そして退場…
この時点で大体
ライブ開始から1時間と15分ぐらい。
ライブ開始から1時間と15分ぐらい。
「ま、アンコールあるだろう…」
と思っていたら、
客電付いちゃった…
そんでもって、
…
おいおいおいおいおいおいおおおお~い!
終わりすか!?
衝撃の終わり方だった…
確かにデビシル先生、 MCで「風邪引いちゃった」って言っていたし、 曲間でこほこほやっていたけれど… ライブ本編そのものは 素晴らしかっただけに、 ちょっと残念。 デビシル先生、 次にいらしたときは、 ぜひとも風邪引かないようにしてくださいね(笑) これで「集大成ライブ」って言われちゃうと… ちょっと寂しい、 そんな帰り道でした。 ま、早く現実に帰りなさいって事だな。 頑張らねば…