どうも皆様こんにちは。
特に、早川義夫さんと佐久間正英さんのファンの方こんにちは。
 
仕事が手につかなくなったので
一生懸命書いています。
 
 
 
2013/9/29,お二人のライブ、見てきました。
早川義夫さん公式サイトhttp://www15.ocn.ne.jp/~h440/
佐久間正英さん公式サイトhttp://masahidesakuma.net/
 
佐久間さんの胃癌末期発覚は、衝撃でした。
実は私もこの夏、結構長期間にわたる過労にて精神的にダウンしてしまい、
結構つらかった時期があったりしました。
最近は立ち直ってきていたのですが、
そのさなかに、佐久間さんの記事を見て、泣いてしまいました。
 
 
高校時代から、佐久間さんの存在は知っていました。
このアルバムでの佐久間さんのプレイはすごくかっこよかったような…
ソロアルバムも持っていたりします。
 
 
このアルバムは、本当に衝撃でした(当時21歳、大学生)。
佐久間さんは16歳の時に早川さんのジャックスショーを見て音楽業界に進んだそうですが、私もこのアルバムを聴いて、ギターを買いました(だって歌詞カードにコード進行が書いてあるんですもの!知人のギター姉ちゃんによれば、「それは、「歌え!」ということだよ」と・・・
「この歌に出会うために、私はずっといろんな音楽を聴き続けてきたんだ!」と強く思ったことは、今でも覚えています。
私のバイクのチームの名前も、このアルバムの帯からとりました。
 
 
自分自身、躁鬱気味であり
よく精神的にfragileになっていましたが、
そんな自分をしばしば救ってくれたのは佐久間さんのギターでした。
「身体と歌だけの関係」
 
 
 
どんなに多忙になっても、
彼らのライブは年に1-2回行っていました。
いつも、心が正されるような、悲しいような、救われるような、
自分と向き合う貴重な時間でした。
 
どれほど感謝の意を述べたらよいのか、
私にはわかりません。
 
 
 
佐久間さんのブログでの告白は衝撃でしたが、
その中にある受容の心と
そしてあくまで前進することを静かに決意したその佇まいに、
言葉では表現できない思いを感じました。
 
そして、ライブ開催!
一ファンとしては、行くよりないでしょう。
仕事は無理やり休みました。
9/19も行きました。
 
そして、9/29、東京エリア2回目の公演・・・
 
 
9/19もそうでしたが、
早川さんも、佐久間さんも、
至極まっとうに演奏され、そしてMCされていました。
 
そのあるがままを受け入れ、歌いプレイする姿、
悲壮感のかけらもなく、ただただに進んでいく。
格好いいとしか言いようがありません。
 
「花が咲いて」「僕の骨」「躁と鬱の間で」「父さんへの手紙」「赤色のワンピース」「身体と歌だけの関係」「グッバイ」「パパ」「ひまわりの花」「天使の遺言」「この世で一番キレイなもの」「あと何日」「サルビアの花」「僕らはひとり」etc・・・
そして、「いつか」。
「生きていく姿がかっこいいんだ 佐久間正英」!
(上記は記憶の範疇です、「純愛」も演奏されていたような?)
 
ゲストのくるりの皆様も格好良かったです。
実はあんまりくるりって意識して聞いたことがなかったのですが・・・
かっこいいじゃんって素直に思いました(笑)
 
 
佐久間さんのソロ曲も素晴らしかったです。
ピアノのきれいな曲・・・
音源化されないでしょうか。
 
 
 
1回目のアンコール、
みんなでのプレイ(早川さん、佐久間さん、くるりの皆さん、クラッシャー木村さん(vn、なんでこんなきれいな女性の方なのに、プロレスラーのような名を名乗っているのであろう?)もすごく楽しかったです。
「君でなくちゃだめさ」「H」・・・
早川さんのナンバーの中でもノリのいい曲たちです。
 
 
 
 
この時点で、
私の中でどうしても聞きたい曲がひとつ・・・
「からっぽの世界」をまだやっていなかったのです。
 
鬱の気持ちになった時にこの曲を聴くと、
なぜか「わかっているよ」といわれているような、
そんな不思議な安らぎを覚えていたのですが…
 
今の佐久間さんは、
この曲でどんなギターを弾くのだろうか?と思ったのです。
 
 
 
皆の拍手のもとに始まった
2回目のアンコールは・・・
「からっぽの世界」でした。
 
その瞬間、
これが今夜の最後の曲であることを悟りました。
 
 
 
 
 
もう、すごいとしかいいようがなかったです。
こんなギターソロ、もう二度と聞けない。
 
佐久間さんの思いが
たぶん会場にいる皆にも響き渡ったと思います。
 
泣くよりほかにありませんでした。
 
 
 
 
 
そして、終演。
 
 
 
 
佐久間さんのお子さんがいらしていたようにお見受けしました。
佐久間さんそっくりの女の子。
 
 
君のお父さんは、すごいんだよ!
と言ってあげたいのですが、
そんなことは私が言わなくてもわかっていることでしょう。
 
以後、何かの力になってあげられたら・・・
mick karnのときのような募金をしたらどうでしょうか?
 
 
 
 
 
彼らの、生きる勇気に
自分の心に活が入りました。
 
 
 
 
私も、やっていこう。
まだ無理はできないけれど、
できる限りのことは、やっていこう。
 
 
悲しみも喜びも、受け入れていこう。
 
 
大切な家族のため、
そして自分自身の心のため。
 
 
 
 
「なんか、ずっと演奏していけそうな気がしてきました」
そんな佐久間さんの言葉が、沁みました。
 
 
京都のファンの皆様の前でも、
この素晴らしい演奏が奏でられますように。
 
そして、シカゴでも
お二人の音楽が響きますように。
 
 
 
 
祈るよりありません。
 
 
 
 
 
佐久間正英さん、
格好良すぎです。