オリンピック連休ですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
24日、甲州に行ってみようと思っていたのですが、天気予報悪く、以前より、一度自転車で行って見たかった、西伊豆のワインディングロードに行ってみることにしました。

輪行にて、2号機Pursuer出撃です。

こだまに乗っちゃいました😅
贅沢〰️🎵

車窓より、富士山。

三島駅到着‼️
早速南下。
日差しが暑いです…
コンビニで飲料水やカロリーアイテム補給。

狩野川にでました。

鮎とかが有名なんじゃなかったでしたっけ。
清流です。

その後、狩野川沿いに走り、西海岸を目指します。

この山の向こうは、海。
潮の香りがします。



県道17号を海沿いに走っていきます。
大瀬崎を経て、戸田の街を目指します。
など、今まで私の旅において、幾度も登場したこの道。

オートバイに乗らなくなって久しいけれど、
この海沿いの素敵な道を、今なら自転車で走れるかも…
と思いやってきた次第です。
すでに富士山は雲の向こう。
でも夏空快晴です。

大瀬崎まではあんまり高低差なく、海辺の鄙びた風景を楽しみながら走れます。
もう、夏だわ(笑)

この辺りから、徐々にヒルクライムが始まります。

先の大瀬崎から数分で

一気に見下ろす感じになります。
いや、いい感じになってきましたね~♪

高台から眺める海も乙なものです。

井田トンネルを抜けるとしばらくダウンヒル。
ヒルクライムもありますが、緩やかであんまりきついところはない…かな?

県道17号のいいところは、ところどころ見晴らしの良い駐車場があるところ。
ブロガーとしては、写真を撮りたくなるので足をちょっと休めて(笑)
眺めに行きます。

先の井田の街と海を眺めます。
西伊豆らしい光景です。
で、またちょっと下って登ってやっていきますと…

出会い岬にたどり着きました。
ここまでくれば戸田はもうすぐ‼

戸田の街、御浜岬を眺めます。
結構、絶景かも。
青い空、青い海、そして素晴らしい眺め。

さあ、この坂を下って行けば戸田の街です。
ゆっくり、気を付けて下っていきましょう。

街が見えてきましたよ!



戸田の港です。
漁業が盛んな海の街ですね。
釣り人がたくさんいました。
久しぶりに、釣りしてみたくなりましたね


御浜岬にもちょっと行きましたが
海水浴のかたがたくさんいらしていました。
いいなあ、海水浴。
ちょっと、行きたいかな。
でも、水着ないのでやめときましょう。

そろそろお昼に。
なぜかいつも、ここにきてしまう丸吉食堂。
美味しいですよ。

黒ムツの煮魚定食です。
深海魚で、かなり貴重ですが、普通の定食の値段でした。
白身ですが程よく脂がのってて美味しかったです。
戸田に来たら深海魚を食べたくなるのです。

腹ごしらえしたら、午後のメインイベントに向かいます。

そう、戸田峠。
結構きつい、ヒルクライム。
今まで、オートバイでは幾度となく登っています。



前述したブログツーリングより。
いや本当、懐かしいな…
ただ、あのころ、ここを自転車で登ろうなどとは、夢にも思っていませんでした。
戸田まで来たらさ、ここ登らないと、帰れないよ( ;∀;)
一丁、頑張ってみよう‼

道の駅で心を整え、覚悟を決めます。

ここの自販機は

タイヤチューブも売っています(笑)
20インチ用はさすがに無さそうですが。
時刻は昼下がり。
気温、激アツ(知らないけれど、30℃オーバーは確か)
日差しガンガン。
こんな中、ヒルクライムは無謀かも…と思いましたが
飲料水を補充し、芍薬甘草湯やら塩タブレットやら摂取して出発…!
あちい。
あつい。
日差しキツイ。
わかっちゃいたけれど
やっぱ暑い‼
序盤からペース上がらず苦戦。

最終自販機で、さらに水分補給します。
なんか、死んじゃうんじゃないか…と思って。
で、しこしこ7%だか10%だかの坂を地道に登っていきますが
登り始めて4kmぐらい?(よく覚えていない?)で
本当に身体がうだるように暑くなり、
熱中症の予感がしてきました。
やばい…と思っていたら沢の音が‼

うひゃ~❕
清流ですよ清流‼
綺麗な冷たい水で
頭から顔から手足から
じゃぶじゃぶ水かけて一気に冷やします。
身体中水没しましたが復活!
超気持ちいい。
いや、やはり暑いときはクーリングだ!

日陰でPursuerも一休み?
気を取り直してヒルクライム再開。
その直後に12%の勾配標識があったものの
沢水クーリング効果持続、えいやえいやと登っていきます。

分岐点。
左に行けば、確かそんなに激坂ではないはず。
県道17号方面に向かう、要は来た道に戻る山道です。
まっすぐ、あと4km?ぐらい行けば、戸田峠登頂。
もう少しだ、頑張れ!
ってことでてっぺん目指して出発。

ところどころ、木陰が気持ちいいです。
が、木陰がないところは直射日光です…
あつい…

まー、斜度注意な標識でも一枚。
断続的にこの看板は10%強の数値を記載してこのあともお見掛けします。

こんな感じの道が持続。

途中、道の安全を期して拝んでいきます。

さあ、ラストスパート‼
ちょっと曇り空になって
気持涼しくなりました。
僕の記憶の中のてっぺんが近づいてきています。
もう少し、もう少し…

やった!てっぺんだ!
(この交差点が頂上)

戸田峠バス停で記念撮影。

見晴らし台があるのですが
曇ってきたこともありあんまり眺めは良くなかったです。
でも、ここまで自転車で来れたよ‼
いや、信じられない。
すげー頑張ったと思うの、僕。

滝汗(笑)

さあ、伊豆市に入って
ここからはダウンヒルです。

下り途中のだるま山レストハウスで一休み。
水分補給、

ソフトクリームもね。(美味しかった!)
ダウンヒルは、幸せなのですが、
結構舗装が荒れておりまして、Pursuerともとも衝撃をこらえて下ります。
ロードバイクの人が横からぶっちぎっていきますが
無理はできません。
登りではドラマ、下りでは事故が起こる
という、自転車界の名言を肝に銘じて、無理のないペースで下ります。

下りも眺め良し‼
いい青空。

修善寺で温泉、筥湯にて今日の汗を洗い流します。
まだ時間には余裕があったので、熱海まで行っちゃおうか?
なんて思ったりもしたのですが、
この日の夜はオリンピックの開会式でしてこれを見たいのと、
目的であった県道17号および戸田峠ライドを達成したので
腹八分で引き上げることにしました。
もちろん、帰りも輪行です。
いやー、温泉って気持ちいい‼
身体の芯までほんわかして出ました。

お風呂を出たら、グローブが片方しかなくて、
ちょっと驚きましたが、少し離れたところに落ちていました。
きっと押しているときに落としたんだろうな…
出てきてよかった。

修善寺の温泉街にも、ぼちぼちと観光客の方々がいました。
こういうところは、家族とかでのんびり来るのがいいのかも。
しっぽりしたいな。

帰り、修善寺駅を目指して走っていたら
再び狩野川が。
少し眺めていたら
なんだが寂しい気持ちになりました。
Radiohead「KID A」収録の名曲、How to Disappear Completelyを思いうかべてしまいました。
That there, that's not me
I go where I please
I walk through walls
I float down the Liffey
I'm not here
This isn't happening
I'm not here
I'm not here
In a little while
I'll be gone
The moment's already passed
Yeah, it's gone
And I'm not here
This isn't happening
I'm not here
I'm not here
Strobe lights and blown speakers
Fireworks and hurricanes
I'm not here
This isn't happening
I'm not here
I'm not here
あそこのあれ
あれはぼくじゃない
ぼくは行く
気の向くままに
壁をどんどん通り抜け
リフィ河を漂い下る
ぼくはここにいない
これは現実じゃない
こんなとこにいない
こんなとこにいない
もう少ししたらぼくは消える
この瞬間は既に過ぎた
そう、過ぎたんだ
だからぼくはここにはいない
こんなとこにはいない
こんなとこにはいない
ストロボの照明と爆発寸前のスピーカー
花火にハリケーン
ここにはいない
これは現実じゃない
ぼくはここにはいない
ぼくはここにいない
レディオヘッド 『キッドA』‟ハウ・トゥ・ディサピア・コンプリートリー” 対訳:山下えりか
生活、仕事、お金…
いろいろなことを抱えて日々疾走していると
ふとした瞬間に立ち止まることがあるのかも。
そんな人間の心とは無関係に、
ただただ河は流れていく。
そんな河をただ眺めているのが、好きだ。
ただ、いつまでも眺めてもいられないので出発。
修善寺の駅に到着。
バイバイキーン‼
伊豆箱根鉄道、駿豆線で三島駅、そしてまたまた新幹線のっちゃった(笑)
運賃で言えば、結構贅沢な自転車旅かも。
ま、楽しかったからいっか。
またそのうち、行きたいところと行ける時間ができたら行こう。
帰宅後、オリンピック開会式を見ながら爆睡(爆)
家族に、「寝てる寝てる!」とおしかりを受けるのでした。
お土産はワサビとところてん。
みんな大好きところてん。
ところ 天の助…
それでは皆様サヨウナラ。
また逢う日まで。