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昔の写真を整理していたら、
出てきました、こんな写真が。


この夕日は、思い出の夕暮れなのです。


長文ですが、
まあ、よろしければお付き合いくださいな。







大学生の頃、春期休暇になり、私は旅に出ることにしました。

目標は、九州!

もちろん自走、野宿の旅です。

しかし、その旅は一筋縄ではいきませんでした…






出発前日の夜、当時の彼女と別れました。

ほぼ徹夜、傷心の中出発。





ひたすら本州を西へ!

岡山の峠で馬鹿でかい釘を踏み、リアタイヤがお釈迦に(爆)

美祢の温泉で、背中に絵が描いてあるおじさんたちに囲まれながら、
楽しく入浴。
「にいちゃん、どっからきたんだ?」
「この温泉の効用はのお…」
「わしも昔神奈川にな…」

みんな同時にばらばらに話し掛けてきます。

一生懸命皆様の話を聞きながら、

(俺は聖徳太子じゃあな~い!)


とか思いましたが、そんなぬるいことは皆様許してはくれません。
「にいちゃん、聞いているのか?あ???」
「はい!!!」
「はいじゃねえだろ!はいじゃ!」
「はいいいいいいい…」


そんな中、一人の叔父様が

「屋久島」

について語り始めました。

「あの島は、すげえんだ、若い頃1回行ったけれど、でっけえ杉があってよ!お前、屋久島行け!」


旅の目的地が決定しました。








その後も、旅は波乱万丈です。

九州上陸、長浜屋台でラーメン!と思ったら怒涛のスコール。テントから一歩も出れず。
翌日、朝飯を買いに寄った商店では子供の教育を巡って親父とおばさんが大喧嘩中。

「あなたがいつも見てくれないから!」「文句あんのかあ!コラ!」


「あの…このパンください…」

気まずかったですねえ。




九州もまだ3月は寒いということを知りました。

やけになり、アクセルを全開にすれば白いバイクに止められます。

免停(前歴2)確定。


最後の違反から、11ヶ月と3週間たっていたのに。
痛恨の一撃です。



長崎で、浦上天主堂を見て、しみじみと感動します。





その後、雨の峠で転倒。
引き起こしたら、今度はそのまま反対にぶっ倒れ、ダメージ2倍に(笑)

下ってきて、修理しようとしたら

震度5の直撃を震源地で食らいました。


いや~みなさん、家って踊るように揺れるんですね。
勉強になりました。



鹿児島で部品を買って修理、
さあ、屋久島だ!

と思ったら…





朝寝坊して
フェリーに目の前で出航されてしまったり。

本当、目の前で「ぽおー!」って汽笛あげられて、フラップが畳まれて行くんですよ…
「待って~!!!」と叫んでみましたが、ダメでした。




上陸の日は、嵐。

フェリーは、大揺れです。
人が、船内で転がっています。(本当に)
屋久島名産の芋焼酎、「三岳」とは、ここで出会いました。

いや~、うめ~!(ちょっとしか呑んでいないですよ♪、キャンプ場でがばがば呑みましたが)


よれよれの体で港についたところで案内された、
キャンプスペースありのライダーハウス「止まり木」へ。


たどり着いた頃には、嵐も落ち着き雨も止み、
教えてもらった

平内海中温泉へ。







いや~!すげえ気持ちいい温泉!!!



海の中の温泉。遮るものは何もなし。
引き潮のときにしか入れない。
超ワイルド!!!




ボロボロになった心と体を湯船で癒していると、
雲が晴れ、
日がさして来ました…



夕暮れだ!!!




本当、美しかったです。
夢中でシャッターを切りました。

この写真は、その時のものです。



この夕暮れに出会うために、必死にここまで走ってきたんだ!
と思うぐらい、最高の夕暮れだったのです。






その後、縄文杉に登山したり、屋久島にすっかりはまって帰途につきました。
素晴らしかったです。






また、いつか行きたいな♪






この写真を見ていると、必死に旅をしていた頃を懐かしく思います。




もっとも、今も私は「旅」をしているつもりでいますよ!
ただ、そのステージが違うだけ。


さ、頑張ろう。