で行きましょう!
皆様も、このバイクの逸話はどこかしらで聞いたことがあるはず!
…
しばしお付き合いを!
「世界最速!」のマシンを作る!との単純明快な目標の元に 1969年デビューした500SS、MACHⅢ(H1)。 「より大きく、パワフルに!」 「0→400m加速12秒台、最高速度120マイル」 といった要求を満たすべく 試行錯誤を重ね開発された498cc,2ストローク3気筒。 最高出力60PS/7,500rpm、最大トルク5.85kg-m/7,000rpm、車重174kg。
そのバイオレントなエンジン特性、
エンジン冷却のために減らされた前輪荷重による
えらい操縦特性。
エンジン冷却のために減らされた前輪荷重による
えらい操縦特性。
「Mach」の名前は伊達ではない!
…
でしたが、まさに
「乗り手を選ぶ単車」
となったようです。
(他のバイクと比べ事故率が高く、「後家作り」と呼ばれたそうな・・・)
「乗り手を選ぶ単車」
となったようです。
(他のバイクと比べ事故率が高く、「後家作り」と呼ばれたそうな・・・)
同時期にホンダが作った
「世界初の直列4気筒750cc量産車」
CB750の方が、コントローラブルで万人向けであったようです。
「世界初の直列4気筒750cc量産車」
CB750の方が、コントローラブルで万人向けであったようです。
このモデルを全ての面で上回るマシンを戦線投入すべく
カワサキは空冷DOHC4気筒の”Z1”を開発するのですが、
それが実用化されるまで、
「世界最速を保持しなければならない!」
カワサキは空冷DOHC4気筒の”Z1”を開発するのですが、
それが実用化されるまで、
「世界最速を保持しなければならない!」
そして生まれたのが
スケールアップヴァージョンの750SS,H2。
スケールアップヴァージョンの750SS,H2。
1971年デビュー、748cc。空冷2ストローク3気筒は変わらず。 最高出力74ps/6,800rpm、最大トルク7.9kg-m/6,500rpm、車重192kg。 フロントディスクブレーキの採用、より操安性を重視した車体設計、 排気量アップによりトルクが上がり、扱いやすくなったエンジン。 そのデザインも、テールカウルを採用し、 新しい時代を予測させる洗練されたものに。 しかし、右2本、左1本出しのマフラーなどのマッハらしさは変わらず。
実際に乗ってみても、
どちらかというと「直線番長」的な500SSと比較すると
軽量でハンドリングに優れた「スプリンター」的な性格になったそうです。
(乗ったことありません!一回乗ってみたあい!)
どちらかというと「直線番長」的な500SSと比較すると
軽量でハンドリングに優れた「スプリンター」的な性格になったそうです。
(乗ったことありません!一回乗ってみたあい!)
マッハシリーズは後に250/350(400)も兄弟に加え
走行性能を改善させる改良を受けながら
市場で1大シリーズを形成していきますが、
オイルショックの時代の中、
「環境にやさしくない2ストロークマシン」
として消え行く運命となっていきます。
本当に、燃費は悪かったそうですし。
走行性能を改善させる改良を受けながら
市場で1大シリーズを形成していきますが、
オイルショックの時代の中、
「環境にやさしくない2ストロークマシン」
として消え行く運命となっていきます。
本当に、燃費は悪かったそうですし。
750SSは1975年のH2Cを最後に消滅、
他のモデルたちもディチューンされたKHへと姿を変え、
そしてそれらも80年代前後に消滅して行ったのです。
他のモデルたちもディチューンされたKHへと姿を変え、
そしてそれらも80年代前後に消滅して行ったのです。
・・・
いや、昔近所のバイク屋さんのおじさんがこれに乗っていたんですよ。
かなり格好良かったのですよね~!
かなり格好良かったのですよね~!
ぎゃんぎゃんばらばらぎゃ~ん!って とんでもない轟音で白煙を撒き散らして加速していくその姿。
あと、その2ストローク三気筒である事を強調した
アンシンメトリーなデザインも美しいと思います。
アンシンメトリーなデザインも美しいと思います。
後のZⅠ~ZⅡも高い評価を受けておりますが、
こちらのほうがどこか繊細な感じがして、
その秘めた激しい暴力性とのアンビバレンツな融合が素敵です。
こちらのほうがどこか繊細な感じがして、
その秘めた激しい暴力性とのアンビバレンツな融合が素敵です。
結局は時代の流れに消えていってしまうのですが
(のちに登場したZや、つい最近まで同系統エンジンが作られ続けたZ650とは好対照ですね)
そのはかなさもいいです。
(のちに登場したZや、つい最近まで同系統エンジンが作られ続けたZ650とは好対照ですね)
そのはかなさもいいです。
あまりにも美しく繊細で暴力的であったが故の短い命だったのですねえ・・・
今乗っているW650は、その「美しさ」という意味では
カワサキクラシックスの流れの中にいるのかな~?
と思いますが、
(私のはあんまり美しくなくなってきましたが(爆))
こんなH2のような
超やんちゃバイクも一度所有してみたいです。
カワサキクラシックスの流れの中にいるのかな~?
と思いますが、
(私のはあんまり美しくなくなってきましたが(爆))
こんなH2のような
超やんちゃバイクも一度所有してみたいです。
「どんな人が乗っても、目を三角にして突撃して行ってしまう」 かなり愉快痛快アドレナリン分泌促進作用のあるマシンだそうで・・・
そして、私の中で
「H2かっこいい!マッハ最高!」と思わせてくれたマシンがこれ。
「H2かっこいい!マッハ最高!」と思わせてくれたマシンがこれ。
いや、めちゃくちゃかっこいい!
北の大地にて研二のZⅡ、恭介のドカをぶっちぎる 「化け物マシーン」。 原宿テディボーイズの元リーダー、死神ライダー!
クロスチャンバーからのエキゾーストノートが頭の中で鳴り響いてしまいます。
やっぱり欲しいなあ!
でも買えないなあ(笑)!
でも買えないなあ(笑)!
・・・
ようし! こうなったら 「横浜テディボーイズ」結成だ!
① 赤木のマッハ最高!
② マキオのFX渋すぎる!
③ ユウキのバイクは本当にGS750なのか?
② マキオのFX渋すぎる!
③ ユウキのバイクは本当にGS750なのか?
以上を満たす方、
一緒に不良少年しませんか(爆)
(わからない方は古本屋にゴー!)
一緒に不良少年しませんか(爆)
(わからない方は古本屋にゴー!)
髪形はオールバック、8ビートのロックンロールで 朝まで走り明かそう(大笑)
以上!
「Kawasaki 750SS~H2 (MachⅣ)」でした!
「Kawasaki 750SS~H2 (MachⅣ)」でした!
コメント