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H21,1/3 5:58 a.m.


エンジン始動、第3京浜へ。

H21,走り染めにでも行きましょうか。




まだ日の出前、大気は放射冷却で引き締まっているのだけれど
革ジャン+プロテクターの威力か、
けして苦痛を感じる事無く
むしろその冬の空気を喜びながら横浜方面へと流れていく。









保土ヶ谷PAにてWANDAのモーニングコーヒーをすする。

東の空は蒼く、そして黄金色に染まり始めている。



横浜新道から横浜横須賀道路へ…













100+@km/h,
エンジンが心地よく震えている。






このMoto Guzzi Breva V750 I.E.というオートバイの搭載するエンジンは、
いわゆるスモールツインと呼ばれる
77年に最初期モデルが作られたOHVの2バルブ、350/500cc縦置きVツインを基礎として
750ccまでスケールアップしたものであり、
48PSとスペック上は貧弱なことこの上ない。


しかし、こうやって一般公道を走る分には
ちょうどいい塩梅でその味わいを楽しめるから面白いものである。
速すぎず、遅すぎず。

このような味わいのエンジンは、
やはりちょっとない、と思う。

何をするわけでなく、
ただひたすら「オートバイのある生活」を送る私にとっては、
やはりこのマシンは素晴らしい…
と改めて思う。


そう、何をするわけでなく、
ただただ走るのが楽しいのだ。

ただそれだけのことが、愉快でならない。








横横道路を南下、
東の空が眩しく茜色に照らされている…







赤く照らされたタコメーターと対話しながら
鉄馬を進めることに。









注:Breva V750 I.E.のタコメーターは、
6000rpmまでは白文字、7000rpmは黄色、以後8000rpm以上は赤文字となり
その数字の意味をライダーに伝えるのだけれど、
夜になり照明に頼る時間帯になると、
すべての文字が
メーターパネルの赤い照明にて照らされることになり、
結果としてすべての数字が真っ赤となってしまって
何処がレッドゾーンなんだかさっぱりわからなくなってしまう。

最初は、「後のこと考えてねえなあ…」と苦笑いしていたのだけれど、
今となっては「何時でも夜は危ないのよ~♪」とバイクが語りかけて来ている様で
決して悪い気はしない。










逗子ICで降り、
逗葉新道を抜け葉山の海へ…



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海辺にたたずむBreva。




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夜明け前の海。








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紫色に染まった富士山の美しいこと…





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早朝の海は、どうしてこんなに気持ちがよいのか。









エンジンを再始動、葉山を抜け
海沿いを西へ。














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日の出が!
R134にて。




飯島トンネルを抜けるとその向こうには
更なる海の広がりが。










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稲村ガ崎より
江ノ島、富士山、R134を眺めて。













しばらく、漂うように海辺を走り続け
江ノ島を越えて…






空も海も蒼く染まって
爽やかなことこの上なし。
















さ、ぼちぼち帰りましょうか。





今日は家族でお買い物に行って
遊園地にも行かないといけないし。







走り染めとしては上々。




さ、今年も走り続けていきましょうか…










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R1へ戻り、横浜新道へ…
そして第3京浜…









8時30分ごろ帰宅。



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走行距離はこんな感じ。


ま、そのうち余裕を見て
ゆっくり走りに行きましょうか。







今年も、Breva750,走り続けていきましょうか…