あらすじ:
久々にツーリング!
何処行こう?
…
大井川から、南アルプス越えっていいねえ~。
なんか、雄大じゃん?
いくぜ井川雨畑林道!



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井川雨畑林道

地図は上記の如く。
静岡側16km,山梨側28km。
静岡と山梨を結ぶ長距離林道です。




実はほぼ完全舗装だったりしまして(笑)


ま、ブレヴァ750でもいけるだろ~!
と思っていったら、

静岡側はそこらじゅう舗装がだめになっている


いや、コーナーの先はダートだよ☆
荒れまくり(爆)
酷道好きをときめかせてくれるぜ!

でかい水溜りはあるわ
ジャンピングスポット(笑)はあるわで、
走っていて気が抜けな…
いや、愉しくて仕方がないですね。


しかし、こんな山の中でも
作業をしている人たちはおりました。
大変だよな…


えいえいえいええいえい!



と走っていくと、
ついにたどりつきましたよ!

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山伏峠

静岡と山梨の県境です。

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天気がよければ絶景ですが、
ガスっててだめですね。

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洗車してピカピカだったのに
汚れまくりに(笑)

いや~、たどりついたぜ!

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さあ、行きましょうか。


このとき、写真には撮りませんでしたが
鷲が飛んでおりました。


山梨側は静岡側と比べ
だいぶ路面状態はいいです。

走っていて愉しくなってきました!
(なんせロードバイクですから…)



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ただ、こういう区間も
まだ少しは残っております。
ほんのちょっとですけれど。



その深い山岳地帯の風景を味わいながら
一気に駆け下り、
雨畑湖へ…

と思ったら急にそれなりな雨(笑)

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おなかも空きましたし、
1回休憩。

ヴィラ雨畑にて食事(山菜そば)、温泉を…
なかなか温泉は気持ちよかったですよ。
ゆっくり、下界での汚れをおとして…(笑)



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出るころには、
すっかり雨も上がっておりました。

南アルプス街道から
下部へ。






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ちょっと一休み。


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実はこの山の向こうに
絶景の見える林道(湯之奥猪之頭林道)があるのですが、
崩落して通行止めとのことでした(笑)

結構登ってから引き返してきました…

まあ、そういうこともあります!




気を取り直し、
平日にてがらがらの本栖道を駆け抜けます。



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本栖湖とブレヴァ750。



その後、朝霧高原に出るのですが、

再び雨




結構な勢いで降ってきます。

ドライブインもちや(結構有名?)にて休憩、
二輪車会館など見学するも止まず
合羽を羽織り出撃。


近くの牧場でお土産買ったりなんかして~♪




こりゃもうやまねえなあ…

なんて思っていたら、少しずつ止み始めた?


そして、



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富士山が見え始めた!


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「もう帰ろう」モードになっていた私ですが、
富士山が見えたことでやる気が出てきました!



濡れ濡れの富士山スカイラインを登っていきますと…

その途中で

さらに美しい富士山が見えた!



…素晴らしい。
あんまり感動したんで写真なんか撮っておりません。



行くしか、ないか!




覚悟を決め
ブレヴァ750と二人三脚状態で
路面状態最悪のスカイラインを駆け上ります。

しかし、あと3kmで新五合目ってあたりで、
ガスが…
視界も…












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えてして、新五合にたどりつきました…


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富士山も、ガスの向こうに少しだけ見えました。


そして、見下ろすは
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雲の海


さらには
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夕暮れ



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なんていうか、
ちょっと感動しました。

確かに、ベストな眺めじゃなかったかもしれない。

でも、あの悪天候から
登ってきて、
そして見つけた景色なのだから…


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この風景は、
俺とブレヴァ750のものだぜ!




いや~気持ちいい!
たとえ悪天候だろうがなんだろうが
気持ちいい!
ここまで登ってきて
何かを見つけて感じられたことが
最高に気持ちいい。

こういう心の動きがあるから、
バイクでの旅はステキなんだ。


この感情、
またいずれ何処かで!



そして、あたりには
夕闇が広がっていきます…

今日の日は、さようならの様です。

ゆっくり、ゆっくり下っていきましょう。

事故でも起こしてしまったら
際限なくつまらないから…



そう、ゆっくり、ゆっくり。




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以後御殿場に抜け
足柄SAで夕食、
一路東名を横浜に向かい帰宅。

総走行距離556km。




久々のツーリングでしたが、
非常に感動に満ちた
いいツーリングでした。


なかなか走りにもいけないけれど、
またいつか、行こう。

走り続けていこう。



ゆっくりでも、いいから。

そう、走り続けよう。



ゆっくりと燃える炎、
消える事無く、揺らめき続けよう…
David Sylvian 「slow fire tour」より改変。



では、またいずれ!