先日、大楠山にて
ミニベロダートアタック(笑)を敢行

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自分的にはかなりいい感じだったものの
序盤の激坂にて撃沈
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悔しい思いをして帰ってきました。


なんとかリベンジ!!
と思っているのですが…

あの坂で心折れたとき
「11-34Tじゃダメだ、40Tぐらいじゃないと」
と直感で感じてしまったんですよね。
さらなる激坂仕様の構築を検討開始です。

もちろん、乗り手の問題もあるでしょう。
フロントを浮かさないように荷重するとか
根本的に脚力とか(笑)

ただ、私を鍛えても
現状ではあそこは登れない気がする。

フロントシングルの56Tを小さくするというのも一考ですが、
通常使用では56Tのおかげでだいぶ楽ちんなので
これは受け入れられない感じです。

さらなるでかいスプロケ!!といっても
ETRTO406の20インチのRail20君であり、
ものには限度があります。

シマノであれば
9SであればDeoreのディレイラーがありますが、
これはSGSゲージなので、さすがにミニベロには無理がありそう。
かつ36T、私がめざす40Tには遠い…

10S化すれば、DeoreでGSゲージのディレイラーがあります
これを用いれば11-42T化できます。
実際、ternのVerge P10のように
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10Sで11-40Tのワイドレンジのスプロケットを搭載しているミニベロもあるし。

でも、10S化は、うちの自転車には合わない感じがしてやりたくない。
通勤マシンである以上、
耐久性は大切であり、
パーツのライフで劣り
メンテナンスも神経質になる
10Sや11S化は基本的に却下なのです。

シマノは、9Sででかいスプロケをつけたい人のことは
もう考えてくれないんだ…
と思うと、若干さみしくなりました。





とりあえず、スプロケget‼というところで
SunRACE CSM990
を購入してしまいました。
9Sの11-40T 、鉄製でずしっときます。
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(私のは黒)
重いです。

ディレイラーエクステンダーと適当なショートゲージディレイラーで組み合わせて
なんとか40Tを動かすようにしようかな~
なんて思っていたのですが、
ディレイラーエクステンダーのような
不安定要素が高いものを
通勤で毎日乗る自転車に組みたくない…
とさらなる悩みを抱えてしまっていたのでした。



しかし、世の中には神がいるものです。
われらがmicroSHIFTが、やってくれました。
(RD-R51Mを装着後、microSHIFTに私はぞっこんです)

microSHIFT ADVENT
9Sにこだわる漢のためのコンボ。
10Sや11Sが失った何かを求め、2019年登場。
質実剛健、走りの9S。


「これだよ、これ!!!」と思いましたが…
国内ではまともに売っていない(笑)


しかたないので
海外アマゾンで購入
ペンシルバニア州、ランカスターのショップから
FedEXでやってきましたよ。




ディレイラーはRD-M619M
シフターはSL-M8195-R

にしました。
リアディレイラーはミドルゲージ。
さすがにクラッチはいらないだろう。
シフターはベアリング入りをおごりました。


スプロケットも、といいたいところですが
ここは先に購入したSunRACE CSM990
を合わせることにします。



さあ、装着!


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まずはスプロケ
今まで組んでいたHG400-9S 11-34Tと比較
でかさが違います。
計測していませんが、重いです。


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今までありがとう
RD-R51M。

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Altusのシフターもありがとう。
いい仕事をしていました。
これらはストックパーツに。

また、使う可能性がそれなりにあります。

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でてきましたよ
ADVENT ディレイラー!RD-M619M。


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RD-R51Mと比較。
同じミドルゲージなはずなんですが
ゲージ、長くない(笑)?

大丈夫かな…


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とりあえず、装着
(メンテナンス環境の都合上、車体をひっくり返して装着)
あと、今までつけていたディレイラープロテクターは
干渉してしまったのでとりあえず外しました。



RD-R51Mに装着していた
デュラエースのガイドプーリー、テンションプーリーを移植できないかな?
と思いましたが、

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ガイドプーリーは同じ11Tだけど大きさが違う
テンションプーリーは厚みが違うなどあり
そのままでの装着は無理そうでした。

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プーリーのなかはこんな感じ。
このあと、グリスアップして装着しました。

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シフター
SL-M8195-Rも登場です。

写真に残し忘れましたが
ちゃっかりと装着
ワイヤーは付属のものをそのまま使いました。


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チェーンは
今の112Lでは長さが足りないので、
装着時に切断した残りをコネクトピンで装着します。

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116Lで大丈夫でした。
(マニュアルによると、インナーリンクが二つ以上重なるように長さを調整するようです)


このあと、
用事があったため巻いて組み立てます(笑)

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ついた!
(実はシフトケーブルの取り回しを間違えています。急いでやるとなんか間違えますね)
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後で直しました。

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1速
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途中
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9速

きちんと変速します。

ただ、ディレイラーのケージと地面が
だいぶ近づいてしまったような…



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この後試運転。
近所の急坂がとても楽ちんに。

これなら、あの坂に負けないかも…


その後、通勤でのって
徐々に慣れてきました。

もっとも、もともとの11-34Tのギヤ構成が
11-13-15-17-20-23-26-30-34Tであったのに対し
この11-40Tは
11-13-15-18-21-24-28-34-40Tなので、
通常使用で多用する4速から9速はほとんど変わらない感覚で乗れます。
1速から3速は、つらい時にあると嬉しいです。

また、これは私だけが感じているのかもしれませんが、
スプロケットが大きく重くなったことで
フライホイール効果が生まれている感じがします。

ある程度漕いでいくと、
一定のリズムでペダリングするのが楽なのです。
自転車から、前進する力を感じます。
以前より巡行しやすくなりました。

オートバイも
クランクやフライホイールが重いと
鋭い加速には不利ですが
ゆったり乗るのには有効だと思います。

もしかしたら、
この鉄のでかいスプロケには
そういう効果があるのかもしれません。


シフターのフィールは
今までのAltusと比べると
カチカチしている感じです。
一速一速きっちり変速します。
ただ、RD-R51M+11-34Tスプロケのほうが
変速はスムースかも。
ちょっと、がちゃってなることもあります。

でかいスプロケだから
あたりまえかな。

あと、試運転中に
一度だけチェーン落ちしました。
ナローワイドチェーンリングのおかげで
今までチェーン落ちしたことなかったので
ついにしたか!と思いました。

その後調整を続け
再発はないのですが、
必要ならチェーンウォッチャー装着も検討します。




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あと、ミドルゲージとはいっても
やはり地面にディレイラーが近づいていますよね。
舗装路ではそうそうヒットしないと思いますが、
ダートではディレイラーを地面にヒットさせてしまう予感がします。

それに対しては
腹案があります(石橋家の息子みたいだな)



こうご期待?