前にもちょっと触れたフィッシュマンズ。
佐藤伸治さん、HONZIさんらの最後のLive。
先日のオリンピックの閉会式、
フィッシュマンズのドラマーの茂木さんが
スカパラのドラマーとして
楽しそうにドラムをたたいているのを見て、素敵だな、と思いました。
ずっと、ずっと、フィッシュマンズの音を鳴らし続ける
茂木さんも、素敵だと思う。
もちろん、譲さんもZAKさんも。
みんなみんな、一生懸命、必死に鳴るべき音楽を追求していたんだと思う。
前述記事で書いたフィッシュマンズの映画を見終わった後
ずっと泣いている人がいた。
何年たっても、代わりになる存在がいないのだろう。
今となっては日本のみならず海外でも滅茶苦茶に評価が高いフィッシュマンズ。
その世界は唯一無二。
99年に佐藤伸治さんがなくなり、
そして2007年にHONZIさんも病に侵され亡くなってしまう。
亡くなる4か月前、早川義夫さんとの共演。
まさに命を削る演奏。
これよりも心を打つ音楽は、あまりないと思う。
聴くたびに涙がこぼれる。
早川義夫さんには、ものすごく影響された。
これは、佐久間正英さんとの共演。
佐久間さんの弾くギター、音の世界が、とても好きでした。
どれだけ救われたか、もうわからないと思う。
佐久間さんの東京最後のLive、今でも忘れられないものがある。
2014年死去。
佐久間さんの音、弾いている姿
今でもこうしてみることができるのは、幸せなこと。
でも、出来れば、また演奏している姿
早川さんと、しょうもないことを言い合っている姿を観たいと思う。
過ぎていった人々。
でも、その音楽の素晴らしさは、消えることなく。