Rail20とPursuer、Muirwoodsで行く Kanさんの旅路

ヤフーブログから移転しました もともとオートバイ主体のブログでしたが ミニベロのRail20が楽し過ぎて 自転車ブログになりました さらには 折り畳みミニベロ Pursuer クロモリグラベルクロスバイク Muirwoods 29SEが増車 3台の自転車のサイクルライフを 記すブログになりました よろしくお願いします ほか、音楽も好きです。心動かされた音楽について https://rail20rsc.blog.fc2.com/ でも書くようにしています。宜しくお願いします。

タグ:旅

どうもです。

今後のことで
税務署や役場に用事があり
午後お休みいただいて
出かけてきました。


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軽快快速ミニベロ
Rail20くん


鶴見川に出て北上


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ザーザーと流れていきます。



前回交換したリアタイヤ

TiogaのFastr-X S-spec
20×1 1/8

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少しずつ慣らしです。
一皮向いて行きます。


だんだん、馴染んできていると思います。しっとりしたグリップ感を感じます。



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横浜青葉インター。


東名高速、首都高横浜北西線が合流分岐。増設の結果、港北インターほどじゃないけどちょっとややこしい。


良く作るよな~
どうやって設計しているんだろう。


AIとか入っているんだろうか?

でもどこかで人の知恵が絞られているんだろうな。

すごいなあ。



税務署やら区役所やら


いろいろ用事を済ませて直帰。


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我らが港北ニュータウンの夕暮れ。


この街がふるさと、
の幟がちょこちょこたっています。


横浜に18年暮らして、
もう横浜がふるさと、かなぁ。
地元に帰ることは、
もうないな。



少なくとも
子供たちのふるさとは横浜。

僕らが人生終わるのも
横浜かなぁ。


頑張って
この街で生きていきますか。



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今日の日もさようなら。







どうもです。
一泊二日、自転車旅行に行って来ました。
前回、初日の様子です。



さあ二日目の朝です。


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朝風呂入って朝ごはん食べて
さあ出発

宿は昭和の雰囲気。


温泉がとても良かったです😊
本当に、お肌つやつやに。
飲用もでき、蛇口から流れる新鮮な湯を、ガブガブ飲んでしまいました。
胃腸にも効く😆

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塩山の朝。
快晴☀️
朝から暑い‼️


今日の、というか今回の旅行のメインイベント、こちらです。

そう、大弛峠。
車や自転車が通行できる最も標高の高い峠。
日本で最も獲得標高が高い(笑)


前、オートバイで行ったのが2008年
あれから14年も経ったのか…


いつか、自転車で行ってみたい!!

と思っていました。

実は昨年、日帰りで計画したのですが
天候不良のため断念。


仕事が来年以後
環境がかなり変わる予定でして、
行くなら今年、行くなら7月


峠の上にある、夢の庭園のハクサンシャクナゲが見頃とな。
夢の庭園も、また絶景なんですよね。


塩山温泉から走りはじめ、
ファミマで水分と補給食をゲット。
ボトルは三本。


他、熱中症対策ゼリーなど。
また芍薬甘草湯を追加内服
塩タブレットや梅干し純なども食べ。



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今回のルート、クリスタルラインの入り口のそばにあったPS250。
岡もち仕様だ、カッコいい。


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今回のヒルクライムルート
スタート地点のクリスタルライン入り口。
ここからゴールの大弛峠まで約30km
中間地点の琴川ダムまで約15km。


実は地図みて、
昔オートバイで走った記憶だけの情報(^^;
坂道情報を確認しておくとか、自転車的なルート攻略を考えてこなかったんですよね…


これが甘かった(爆)

をみて復習してます。
(最も、先に読んでいたらビビりが入ったから、へたに調べないで来て良かったかも)

先のポイント直後
…いきなり「長い❗」って思うキツイ坂。
概ね7%程度。

斜度計は5~10%程度を行ったり来たり。
のっけからやられてます😆


炎天下の日差しのもと
数キロに渡り延々と登ります。


自販機みたら迷わす止まり
何か飲む始末です。
ボトルもありますが、今後補給箇所は少なく、ここで携行飲料をガブガブ飲んだら、後で死んじゃう‼️


甘かった
来るんじゃなかった
話になんない
などと、ヘロヘロになり
日陰で休みながら思いましたが
少しずつ涼しくなり、



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琴川を渡り一車線道路になったのち
ついに木陰の道になりました。

ちょっと勾配緩くなったかな~

などと思っていると
容赦なく10%越の坂が断続的にやってきます。
正直、キツイ‼️


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こ、と、か、わの順に琴川ダムまでの残り距離と標高表示。すでに標高966m。

とにかく、中間地点の琴川ダムまで頑張ろう‼️と思い必死に走って行きます。
2-3速メイン。


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ダムが見えたぜ‼️(左側の山間を見つめてください)


あと数キロ、わっしょいわっしょい。
ダムの手前は長い下りだった記憶が…
約1kmの下りでした。
登り全行程のうち、唯一の下りポイント(爆)



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琴川ダム到着‼️
やった…


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りっぱなダム。

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しばらくへたりこんで休みます。
手持ちのヨーカンやゼリー、塩タブレット摂取。
管理所の水道が使えたので
脚に水をかけて冷却😁
クールダウン、大切。



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雲行き怪しくなってきましたが
金峰山荘前自販機で水分補給。

ちょうど、同時期にきた
ローディーさんがいたのでご挨拶。


「この先、どうなんでしょうね⁉️」
「もっときつくなるみたいですよ」


…しゃーない。


ローディーさんは先に出発



金峰山荘前ストレートを北上…
やはり10%坂だー

本当、オートバイだったらアクセルひねれば一気に加速するのに、人力はキツイっすね😅


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ゲート通過
ここから大弛峠まで14km。

だいぶきたね😁

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途中にある案内図。

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この赤線の道が今回のルートです。


やはりしばらく10%前後の坂が続きます…
がゲートから2kmほど行ったところで
勾配緩くなり、ほぼ平坦に‼️


なんという僥倖…
と思いながらも、
脚を残しておくため軽めのギヤで巡航していたら、大弛峠まで残り7kmあたりで平和な道は終了、再び激坂メインになりました😢

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基本的に眺望は良くないですが
ふと左側が開け、遠くに甲府盆地が見えます。

すごい登ってきたことを再確認。

大変嬉しくなります。

車やオートバイもそれなりに通っているけど、この感動は人力ならではだと思います。だって、14年前オートバイでここにきたとき、僕はここの風景に気付かなかったもの(^^;


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途中、沢水があり
ちょっと顔を洗ったり。

ただ、止まるとブヨ?など虫がたくさんよってきます。要注意です。

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この後もしばしば休みをとりながら、意地と気合いで進んで行きます。
この頃にはかなり涼しくなり、汗もかかなくなっています。


視覚が慣れてしまったのか、
走っていると
道が結構平坦に見えるのですが、
斜度計は5%強以下にはならず、
止まって振り返ると
「すげえ坂だ‼️」と思ってしまいます。


今思えば、標高高くて酸素薄くなってきていたからなんでしょうが、なんだか力が入らず「もしかしてハンガーノック⁉️」と思い
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いざというときに食べられるよう
用意していたコッペパンを食べましたが、あんまり変わりませんでした。


体力落ちたな~
などと思いながら
10m、20m、ゆっくりゆっくり登ります。
一桁キロ/h、歩くより速いけど
ランニングの方がよほど速いね😅

苦しい…


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ついにあと2km!!

フルマラソンで言ってもあと1.5kmくらいか


正直、身体が気持ちについてこない、なんて思いましたが、ここまでくればあとちょっと‼️
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頑張れRail20


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ギヤもロー42Tだ‼️
(チェーンリング54T)

行け~
きこきこきこきこ
6-7km/hで疾走😆


ここから激坂も更に激化。

つづら折りの連続巻き貝ヘアピンもぐいぐいクリア
あと1.5、あと1、0.5km…





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着いた~‼️

やった😆🎶

正直、疲れ方はフルマラソンといい勝負‼️
今までのヒルクライムで一番キツかった。距離、勾配、いや、よくここまできたよ~🙌



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やったあ。


下界は猛暑でしたが、ここはさすがに涼しいです。ウィンドブレーカーを羽織ります。

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長野側に下って行けば川上村に行きますが、こちらは相変わらずのガレガレのようです。数キロ悪路が続きます。オフロードバイクで下るのが楽しいですが、僕のRail20で行くのはちょっと無理ですね。

あと、登山客の皆様の車がたくさんです。大にぎわい⁉️
山ガールな人たちもたくさんいました。



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さあ、夢の庭園へ行ってみましょう。

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大弛小屋前の看板。


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階段を登り

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岩場を登り


さっきまでのヒルクライムで脚がヘロヘロですが、一生懸命登ります。
滑ってこけないように注意(^^;



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もうちょい

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うわー着いた‼️


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なんかこう、僕のスマホ写真は駄目ねえ。絶景の感動を、万分の一も伝えられないですね。

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岩の上から絶景を眺めてご満悦の僕😅

山々、そして今まで登ってきた道程を眺め一息。
やはり、自転車で来ると違いますね。
達成感半端ないです。



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シマノ、ビンディングサンダルでここまできました。真夏のライドには、やはりこれです。でも登山道歩くのには向いてませんでした❌


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シャクナゲは、残念ながら時期が過ぎてました。残っていた花を眺め、満開の姿を想像することにしました。

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この岩の上に登って、絶景を満喫してました。




僕の写真では、夢の庭園の素晴らしい風景を1ミリも伝えられていませんので、是非皆様、脚をお運びください。



大弛小屋でコーヒーとカレーをいただきます🍴🙏

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幸せ。


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記念撮影。


先にきていた、金峰山荘でお話したローディーさんとここでまたご挨拶。
金峰山荘後、しばらくの平坦ルートでこれは行ける‼️と思ったら、後がキツくて甘かった…など同様のことを思っていらしたそうです。
これから下山、車に戻り帰宅されるそうで、お互いに気をつけて行きましょう‼️
クランクがスギノ、カッコよいです☺️


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写真撮っていただけました。
thxです。




通りすがりの登山客のかたが
「自転車でここまで来たの⁉️」と驚かれていました。
そう、来ましたよ(笑)
大変でしたけど…😅


名残惜しいですが、
そろそろ僕も下りましょう。

ここまで来るまでの様々な葛藤
負けそうな気持ちに打ち克ち
自転車で大弛峠、夢の庭園までいけたことに満足です。

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ありがとうRail20くん。
君も頑張った‼️
さあ、一緒に帰ろう。




 

下りだしてみて、
道の傾斜の激しさにびっくり‼️

そりゃ登るの大変な訳だよ
すげえダウンヒルだ😆


登りでドラマ、下りで事故が起こる、の名言に従い慎重に下ります。



路面も一見落ち着いてますが、
ところどころ道を横断する溝状のひび割れ?あり注意が必要です。
406のミニベロでは、これを通過する毎に激しい衝撃を受けます。結構怖い。


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下り以後、優しい日差しを感じるようになりました。


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琴川を越えたあたりで麓の街が見えてきます。来るときはわかりませんでしたが、結構な勾配の下り、スピードに乗りすぎそうでビビりが入ります。
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なんと言うか、あんまりスピード出すと自分もRail20も吹っ飛んでしまいそうで、疲れている自覚もあり、慎重に下ります。事故ったら意味なし‼️


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無事クリスタルラインを下り終え、町営温泉へ。
新型コロナ感染対策バリバリでした。
温泉もうかうか入れないね…
いい湯でしたよ。


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温泉の食堂は、天丼が名物。
上イカ天丼を頼んだら、すごいボリュームの天丼が…
すごく美味しい。
完食😊

かつて街中にあった天丼の有名店「はくさい」さんが温泉の併設食堂になっているようです。
前述した、2008年の来訪記でも店舗があった当時のお店で、天丼を食べている記録を残していました。


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奥秩父の山々よ、今日はありがとう。
また、いつかね。



名残惜しく、でもそろそろ帰らないとね。


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塩山駅到着‼️


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さあ電車乗ろう。
なんか特急乗る気にならず(節約😆)
普通電車でのんびりと。

下の袋は家族へのお土産。
行かせてくれてありがとう。
大変満足な旅でした‼️




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帰宅✨

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この二日間の走行距離。
中身は濃かったと思います。



先にも書いたように
来年以後、環境の変化が予測され、
なかなかここまでの自転車旅行はできない可能性が考慮されます。

一度自転車で挑んでみたかった大弛峠にアタック、目標達成できて良かったです。今回の旅行の展開は概ねパーフェクトで、やり残し、思い残しがありません。


さあ、世俗の中に戻って頑張ろう。

また、いつかだね。




ではでは皆様、またですね。
ここまで読んで頂き、感謝申し上げますm(_ _)m


追記

2023年秋、懲りずに再挑戦してきました😆

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GW最後の休日
早朝起床、昨夜自分で作ったモツカレーを食べ出発
今日はRail20ですよ。

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輪行の人になります。


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やって来ました八王子

秋川街道~檜原街道と走って行きます。

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秋川はアウトドアな皆様でいっぱい。
みんな、楽しんでいますね‼️


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セブンイレブンで一休み。


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橘橋の交差点
ローディーの皆様の大半が左折するなか
僕は右折。


そう、東京最高峰のヒルクライム(らしい)、風張林道が今日の目標!!

日向涼子先生をして、キツイと言わしめるその激坂、行ってやろうじゃありませんか😅


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この頃になると、だいぶ山深くなっています。

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スバルR2発見⁉️


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清流がお供しています。

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ちょっと、顔を洗いました。


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自販機休憩です。


結構、夏日…暑い(笑)



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檜原きのこセンター目指して走ります。

だんだん、傾斜が増してきましたね、坂の😱

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いろいろサイトで出ている坂。

こっから本番…の薫りがします。

だんだん、坂も10%越えが普通になってきます。
カーブも徐々に巻き貝みたいな雰囲気に。
15%くらいの坂が続き、うげえ‼️となりながら意地で登って行くと
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檜原きのこセンター到着!!

やったぜ😆🎶
(注:きのこセンター直前の登りが、一番キツかったです)


ちょっとヤバくなってきたので
一度休憩。
一台、止まらず登って行くロードの方がいました、スゴいですね‼️尊敬します。



この先から風張林道です。


心を決めて突入!!


やはり10%越えの坂が断続的に続きます。途中、芍薬甘草湯も飲んだのですが、ここで足が攣りはじめました💫

とりあえず乗りながらストレッチ、ペダリング可能としましたが、やむを得ず、ギヤをローギヤ(42T😆)まで落とし、なるべく脚に負担をかけないようにしてゆっくりゆっくり登って行きます。


しばらく行くと、とても見晴らしの良い開けた場所に出ました😊

オートバイで来ていた(カッコいい刀と現行ハンターカブ)の方に、「自転車ですごいですね‼️」と声をかけられ、いやーどうも~などと返事をしていたら、止まり忘れてしまいました。


で…もうちょい、本当にもう少しでゴールの風張峠…というところで

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両足が激しく攣って、もう動かせなくなり撃沈(爆)

うわ~悔しいの~

でも最近多忙で運動不足で疲弊気味だったし、しょうがないね😢


これが今の実力さ😁

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とりあえず風張林道を脱出。
どうでて良いかわからず、やむを得ずゲートの脇をよっこらしょしてしまいました😢


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その後、風張峠駐車場で
「これで風張林道登って来たんですか⁉️」とローディーの方にお声掛けいただき、
しばらく自転車談義したあと、
正しい風張林道の出方を教えていただきました_(^^;)ゞ

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登山者のために、階段を介して出入りできる入り口がありました😅

ローディーさんは、今から八王子に帰る、との事でサヨウナラ。
ありがとうございました♪

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せっかくですので、少し戻って、風張林道のmax見晴らしビューポイントを眺めて来ました。
ひたすら登ってきてここにたどり着くと、「おお‼️」ってなるはずです。
ならない人はおかしい⁉️

最も、ここまで自転車で登ってくる人は、ちょっと「おかしい」人なのかも知れませんが(^^;


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とにかく、噂の風張林道を体験し、満足しています。



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少し下って都民の森。
一体何年ぶりに来たんだろう?
確かW650で奥多摩周遊道路走ったような…15年ぐらい前?


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カレーパンと冷やしこんにゃくとけんちん汁でお昼。


風張峠を下り、
檜原街道、上野原方面へ。

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筆者近影。
このシャツは、結局コロナ禍で中止になってしまった2022三浦国際市民マラソンのもの。
なんかもったいなく、無念さが感じられランニングやチャリライドの時に時々着てます。


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山サイクリングで結構お腹いっぱいになってきており、以前行って大変良かった陣谷温泉で、今日と日頃の疲れを癒そうという魂胆です。



ここから約20km。
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ヒルクライムを登り
トンネル越えたらダウンヒル、は峠のお約束♪

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ちょっとだけ山梨突入!


ダウンヒル、道がレコード盤でした。
ちょっとビビりながら、道を急ぎます。


アップタウンの山道を駆け抜け
陣谷温泉入り口のヒルクライムも登り
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陣谷温泉到着😃✌️


ちょっと混んでましたが
最後は独り占め😆


いや、本当にいい温泉。
温かくて、お湯の密度が濃くてしっとりしてて。

すごい癒された。
最近は嫌な事が多くてかなり疲弊していたのですが、温泉に浸かったり涼んだりしているうちに、何か自分の体内の嫌なもの成分(なんだそりゃ)がぼふーと吹き出して行くような感じでした。


お名残惜しくも出発。
一度泊まってみたいよ☺️


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だんだん、日も陰って来ましたね。

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やはり、うちのRail20は良いねえ。
Pursuerも坂道ライド含めて大変良いんですけど、Rail20の方が、無理が利く、って言うか何て言うか。先日のブルベもそうですが、ここ一番‼️って時はRail20で行きたくなってしまうのです。すでに13000km走っており、車両の感じが自分に染み付いているような…
もちろん、Pursuerも大変良いのですよ🎵


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藤野の駅で再び輪行の人に。


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ホームからの夕暮れ。


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八王子駅構内のお蕎麦屋さんでささやかに夕食。何気にエビスビールが出ますよ‼️



その後、最寄りの駅で再立ち上げ中に倒してしまうなどのアクシデントがありましたが、どうにか帰宅いたしました。



最近は多忙でなかなか自転車旅に行けませんが、やはり行くといいですね‼️
心が動きます。


また行ける日まで、いろいろあっても頑張ろう。
ではでは皆様さようなら👋



あ、あと、Rail20、ブレーキレバー、変えました。
そのうちに、記事にします。










前回記事で、なんとなく、僕のサイクルライフの在り方を振り返ってしまったのですが
ふと心に鳴ったのが早川義夫さんの名曲「恥ずかしい僕の人生」。
何年振りかに聞いてみたら、やはり泣ける。
永遠の名曲だと思う。

いくつになっても大人になれず
心の中は子供のまま
キラキラ輝くその瞬間を追い求めて
人生の旅路を行きましょう。


早川さんの最近の著書。
早川義夫さんのサイト。
Twitter

いつかまた、伝えたい言葉が生まれてくると、いいですね。

どうもこんにちは。
最近はしばしば悪天候ですが、
天気の良い日は自転車が気持ちよいですね。
冷たい風に負けず、走っております。

僕のミニベロ一号機Rail20ですが、これまでもいくつかのハンドルバーを装着してきました。
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Gizaのディビアント ライザーバー

Rail20 Crasy bar 最終
Velo orangeのCasey's Crazy Bar(現在はモデルチェンジ、よりモダンな形状になっているよう)
など試み、特にCrazy Barはその特徴的なルックス(ブルホーンとプロムナードの結合⁉)で大変気に入っていたのですが、幅がありすぎ(670mmだったかな…)少し切りましたが、それでもやはりRail20には過度に広かったようで、下り坂で振られると抑えが効かず怖い状態でした。
この反省からフラットバー(KCNC RAMPANT FLAT(バックスイープ8°))に変更
これをもとにバーエンドバー(BBB BBE-07 クラシック X on XBE-01)を追加
KCNCのグリップとあわせ、下記写真の状態

KIMG3017

に至っておりました。
もう、様々な方々により無数に語られていることなので、今更あれですが
フラットバーの難点である、手首をひねるポジションのため
長時間のライドで疲れやすいことに対して

Rail20 フラットバー 持ち手

内側バーエンドバーの先端、半ば、付け根、およびグリップ、外側バーエンドと
複数個所を保持可能としてロングライドに対応
少し前までTiogaのPowerstuds 5を外側バーエンドバーに用いていたのですが
Rail20 ハンドル - コピー


この時はバーエンドバーの重みにより下りでハンドルがとられる感じがありました。
これは超軽量のバーエンドバー(上記のXon XBE-01、Powerstud5の110gに対して49g!!)に変更し解決。
140km走っても飽きず疲れない状態に至りました。
正直、個人的にはフラットバーのカスタムは、行くところまで行った、と思っています。

じゃ、これでいいじゃん!
と思うのですが、その一方で、しっかりブレーキをかけるためにはグリップ部を持つよりなく、好きなポジションで走れる環境が限られるという現実、またその道具然、メカメカしいルックス(笑)より、やはりどこか、違うのではないか…という気持ちが出てきてしまったのです。
また、楽しさそのものは二号機Pursuer装着のNitto RM-016 Mustache Bar
Pursuer ハンドル周り - コピー
のほうがいかんせん上だったりします。
(これは全く飽きず、変える気全然なし)
二号機がこれなので、一号機Rail20は「基本のフラットバーで行く!」という方針であったのですが、
Rail20にも、同じような楽しさがあってもよいような気がしてきたりもしていました。

Rail20のフラットバーを見ていると、激坂やロングライドに対応するために努力してきた形跡が伺え、
それはこのRail20の歴史でもあるのでよいのですが、
一度、もっと気楽に走れる自転車にしてみたい、という気持ちが出てきまして
再度アレンジを変更することにいたしました。
激坂、ロングライドももちろん好きなのですが、
日々の生活(あくまでも、メインは自転車通勤)でもっと愛着を持てるようになりたいな、
というんでしょうかね。


で、用意したのがこれ。
Veno Metropoint Handlebar(メトロポイント ハンドルバー)
あさひの広告だとこんな感じ

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このハンドル、凄く面白い形状なのです。
①~③、④~⑥でハンドルを上下天返しにして撮影しています。
一見、プロムナードやセミドロップっぽく見えるのですが、
上下天返しにしても、グリップ位置がステムにマウントする高さに来るのです。
なので、フラットバーと比較して過剰にドロップすることもアップすることもなく
好みで上下どちらにしても変わらないフィールで使用可能。

他にもいろいろ考えたのですが(Soma Sparrow Barとか)
これが一番ナチュラルにライド出来るのではないか…と思ったのです。

参考記事 その1
参考記事 その2
参考記事 その3
参考記事 その4
参考記事 その5
参考記事 その6

このハンドルでダメなら、フラットバー+バーエンドバーを追求しよう‼という気持ちで
実は結構以前に購入、一度Rail20に試しに組んでみていたのです。
そしたら、ケーブルの長さが足りずシフト困難、およびハンドルそのものの取り付け角度が悪くて
ふらついて全然まともに走れず、お蔵入りになっていたのでした…

何か違う、このハンドルの魅力は感じていたのですが、
このときは、これ以上探求する気にならず、潔くフラットバーに戻したんですね。


あーもったいないなーなどと
日々このハンドルを眺めたり握ったりしていたのですが、
上記のごとく、やはりフラットバーに対して、自分が求めているものと何か違う‼という気持ちが出てきてしまい、もう一度、落ち着いて組みなおしてみよう‼とダメもとで再度装着してみることにしました。

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とりあえず、前回の失敗から、先にケーブルを伸ばしました。
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今後、どんなハンドルを付ける気になるかわからないのでめっちゃ伸ばしたら
伸ばしすぎでしたね(爆)
まあ、こういうのは、しばしばあることです。
何気なく、VブレーキのバナナをAshimaのより長いものに交換、
Jagwireのアジャスターなど仕込んでいます。

で、今までのフラットバーを外しました。
ついていた角度や位置がわかるようにポンチを打ち、いつでも戻せるようにしました。

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そして新たにMetropoint  Barを装着!


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正面、および上から。(前述の向きでいうと、④-⑥の向きで装着しています)
結構複雑な形状で、写真からだとぴんとこないかもしれませんね。
僕もそうでした。
ノースロードバー?
ママチャリハンドルでもないし
他に似ているハンドルないし、とても独特です。





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グリップは、以前用いていたPDW Cork Chop Grips(sold out!!)を再度使用。
バーエンドバー追加のため外していましたが、このグリップのフィールは本当に良いのです。
しっとりとした握り心地で疲れ知らずのグリップだと思います。
バーエンドはNittoのもの。ほか、サイコン、ミラー、シフター、傾斜計などは以前のものを転用しています。


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ケーブル長すぎ(笑)にて、今後直そうと思っています。
とりあえず、応急処置でタイラップで束ねています。
(20220219追記 ケーブル直しましたw。)


で、最も大切な、乗ってどうか‼ですが、
これは今回、うまくいきました❣

自宅で組んで、近所を走りながらハンドル、レバー類の角度を調整
以前感じた過剰なふらつきは感じません(垂れ角の問題であったよう。)
メーカー推奨は20°とのことで、これを基準に調整しました。

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鶴見川CRでテストライド。

今までのフラットバーと比較すると、
手首が自然な角度でハンドルを握れ、大変楽です。
うちのは、ステムを低めにしているので、セミドロップハンドル的にも感じますが、
ステム位置変更なしでフラットバーから乗り換えても
違和感のない高さ、および位置にグリップがあり、乗りにくく感じることはありません。
ブルホーンやドロップハンドルと比較するとちょっと幅広にも感じますが、
これもむしろ、適度な広さで安心感があるかもしれません。

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なんていうか、スポーティーなママチャリ?
前傾姿勢をとればスポーティーに乗れる一方、
ゆったり気分で乗ってもお気楽で楽しいです。
なかなかない感触です。


あと、あさひ広告の説明文にもありますが、この特異な形状は
振動や衝撃が軽減する効果があるとのことで、実際に荒れた路面での乗り心地が良くなりました。
砂利道も不安なく通過できました。


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調子に乗って走り回ってみます。
もう、ルンルンです♪

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ちょっと、激坂にもアタックしてみましたが
とりあえず、このハンドルにしたことでの急勾配に対する登坂性能低下は感じませんでした。
ドーナツ坂での安定性は、フラットバーと比較しわずかに落ちるかも?とも感じましたが
慣れの範疇でしょう。
葉山教会のような、路面最悪+激坂ではどうなのか、とも思いましたが、
まあ、なんとかなるでしょう。


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当初、下り坂恐怖症の僕は、下りが怖くなるのでは?と懸念していたのですが
それは概ね杞憂で終わりました。
急な下り坂など、むしろフラットバーより楽です。
不思議ですが、ポジションの妙なのかもしれません。

穏やかな下り坂など、この上なく気持ちよいですね。



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テストライドの締めくくりは富士山と夕日。
いや、気持よく乗れました♪

20220219 追記
ケーブル直しました。
ハンドルバー、レバー、グリップ
取り付け角度を変えまくり、満足いく位置になりました。

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二号機PursuerのMustache Barと比較しても
負けず劣らず個性的で、かつ見て楽しい、乗って楽しい感じです。


当座はRail20、このVeno Metropoint handlebarで行こうと思います。
ロングライドに出ても楽しいかも。
旅に行きたくなりますね。



サイクルガジェット様に取材していただいたとき
「旅をするように、日常生活を生きていければ素敵だなあ」
という一文を載せていただきましたが、
このハンドルをつけたRail20は、乗り手をそういう気持ちにさせてくれる気がします。
乗っているだけで、楽しくなって、もっともっと乗りたくなる。

こんな気持ちは久しぶりです。


旅をするように生きていくというのは
2006年にこのブログをはじめてから、ずっと命題として無意識につづいていたテーマだと思っています。今のブログのタイトルも「Kanさんの旅路」ですからね。

生活、仕事、家庭など、気が付けばやらねばならないことがたくさんある中、
「日々を旅するためのツール」として、今僕は二台のミニベロを所有しているのですが、
日々を豊かにする、素敵な何かを求めて、
これからもこの自転車たちと走り続けていければいいなあ、と思います。

しいていえば、何キロで走った、何キロ走った、どんなタイムを出した、とかとか
そういう目に見えるわかりやすいことは、所詮は効果音のようなものでしかないと思うのです。
もっともっと、本質的な感動を求めて生きたいな、と感じたりしました。


しかし、東京サンエスのVenoの、このMetropoint Handlebar作った人、すごいですね。
Venoのほかのハンドルバーもかなりニッチなものが多い印象ですが、
よくこんな楽しいハンドルバーを考えて作ったものです。
あんまり楽しかったので、こんな長文記事を書きましたが、
担当のかたに作ってくれてありがとう、とお礼の手紙を書きたいくらいです。
いろいろ考えさせられました。

使ってみると、その良さがよくわかります。
出来れば、これからもずっと作っていてほしいです。


フラットバーやドロップハンドルなど
いわゆる普通のハンドルバーをそのまま使っているサイクルライフに疑問を感じたら、
一度試してみてもよいと思いますよ。

ではでは。

20220302追記

20220509 さらに追記







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