Rail20とPursuerで行く Kanさんの旅路

ヤフーブログから移転しました もともとオートバイ主体のブログでしたが ミニベロのRail20が楽し過ぎて 自転車ブログになりました さらには 折り畳みミニベロ Pursuerが増車 二台の自転車のサイクルライフを 記すブログになりました よろしくお願いします

タグ:BGM

大昔からこのブログを見に来ていただいている方は、私が高橋幸弘さんのファンであることを知っていてくれているかも。
YMOで最も好きなアルバムはBGMです。
幸弘さんが歌った細野晴臣さんのはらいそは、素晴らしかったと思います。
Something in the Airは、超名曲です。
MetaFiveも大変素敵。




脳腫瘍、びっくりです。
手術もすでになされていたとは…



お大事にしてください。

胃癌、脳転移にて亡くなられた
佐久間正英さんを思い出しました。

いまだに、早川義夫さんとライヴをしているときの佐久間さん以上のギタリストはいないような気がします。



幸弘さん
無理せず、お大事にしてください。

久々に音楽の記事です。

バイクオタクの一方で、
音楽オタクだったりもしたので、
時々音楽の記事も書きます。

半ば自分のためですね(笑)

興味のある方は暫しお付き合いを…






今回は、YMOです。


イメージ 1











YMO(Yellow Magic Orchestra)…




1978年、細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一の3人により結成。
これまでになかったシンセサイザーを駆使した
新しい音楽世界を構築、
ファッションなども含め、
「テクノポップ」という概念を世界に示します。
「ライディーン」「テクノポリス」などの大ヒットもあり、
80年代初頭の上昇気流の世情にも乗って
音楽界のアイコンとして一世を風靡します…

そう、ネコも杓子も彼らを支持する時代があったのですね。





が、そんな彼らは
浮かれたブームに沸く時代の流れの中、
「何をやっても肯定されて売れてしまう」ことにジレンマを感じ、
「そうであれば、好きなことをやってしまおう!」
と、
それまでの明るく近未来的で煌びやかなサウンドスタイルを捨て、
徹底的にアーティスティックな作品を製作するようになります。



そこで生まれたのが、
本作「BGM」。
1981年作。











スゴイです(笑)
ええ、それはもう…
一気にアーティスティックな雰囲気のアルバムとなりました。
シンセサイザー、プロフェット5やリズムマシンのTRー808を駆使、
各自の「音楽家」としての性格を全面的に押し出し、
非常に前衛的な作品集が生まれることとなったのです…






1 BALLET バレエ
高橋幸宏作。
アンニュイなムードに包まれた、甘くロマンティックな本曲よりこのアルバムは幕を開けます。
古い色褪せたページをめくるとCALLAの香り…
このようなムードの曲を作る幸宏さんの大ファンです、私は。
細野さんも「BGMが、甘い味わいのアルバムになったのは幸宏のおかげ」といっておりましたし。

2 MUSIC PLANS 音楽の計画
坂本龍一(教授)作。
「戦場のメリークリスマス」などが有名な教授ですが、
このときはかなり尖っておりました…
まるで学生運動のシュプレヒコールのような1曲。

3 RAP PHENOMENA ラップ現象
細野晴臣作。
いわゆる「ラップ現象」と、音楽のラップをかけた一曲。
HIPPOPの先駆け?
細野さんのベースって、どうしてこんなにかっこいいのかしら。

4 HAPPYEND ハッピーエンド
教授作。
元々ソロの曲。
原曲のメロディは完全に破壊されたアンビエント・ヴァージョン。

5 1000 KNIVES 千のナイフ
教授作。
やはり元々はソロの曲。YMOのライブでも演奏され続けておりましたが。
聞き物は、「エイドリアン・ブリューにインスパイアされた」という
教授の怒涛のシンセワークか…
ギターレス編成でのレコーディングであることを逆手に取ったかのような、
極限的に激しい唸りを上げるプロフェット5が堪能できます。
細野さん、幸宏さんのリズム隊もえらくかっこいい!
前半のハイライトですね。

6 CUE キュー
細野さん、幸宏さんの共作。
中期YMOの名作でしょう…
行き詰まりを感じていた当時の状況を打破すべく生まれたのか。
Give me a Cue,I can see cluse all around me
私も好きな曲です。
「この袋小路から抜け出す道はある!」

7 U・T ユー・ティー
三人の共作。
世界初のハードコアテクノ。
「ところで、この曲の高橋さんのドラム、スゴイですね。」
「ええ、スゴイです。」
「う~、じゃBGMのこの曲、お聞きになりますか?」
「まっさっか!」

後の世に出てくるアーティストに、鬼のような影響を与えた一曲とされます。

8 CAMOUFLAGE カムフラージュ
幸宏さん作。
ハードな「U・T」に続いて、メロディアスな本曲。
神経症的な世界を歌い上げております。
秘かにかなり好きな曲です。
後半は、何を言っているのかよくわかりませんが、
毎日のように聞き込んでいくと、ある日突然何を言っているかわかるようになります(笑)
私はそうでした(爆)

9 MASS マス
細野さん作。
中央ロシアの高原をただ行く…
当時小学生に人気だったとか。

10 LOOM 来たるべきもの
YMOの三人と松武秀樹さん(エンジニア)の共作。
無限音階の響き…
エレクトロニカの前駆?
「曲」ではなく、「音響」を味わう…
そういう趣のある作品です。
このナンバーにて、静かに本作「BGM」はその幕を下ろします。








私が高校~浪人生の頃、
YMOが再生する!ということで
一大YMOブームがあったんですよ。
私(30歳代前半♪)は彼らが現役の頃は意識して聞いていないので
(実家にたぶん姉のものだったと思われる「ソリッド・ステイト・サバイバー」のテープがあり、
小学校低学年の頃これを聞いていたような…)
後追いで聞いたのですが、
衝撃でしたね。



「暗い」とか、「重い」などの評判もありましたが、
実際に聞いてみますと、
その先鋭的なニューウェイブの世界に
一気にはまってしまったのを覚えております。

そう、耳が染まってしまった!って感じで。
今でも愛聴盤の一つです。

発表から25年以上経っているのに、
その世界は古くならない…













また、このアルバムは
それまでのYMOの作風とはかなり異なったため、
かなりのファンを切り捨てる結果となったのですが、
(それでも売れた!)
YMOの3人は
さらにサンプリングなどの新たな試みを前面に押し出した
次作「テクノデリック」を発表、
この路線を推し進め、
そしてこの二つのアルバムをを中心とした
ロシア的構成主義にインスパイアされた舞台芸術が美しい
前衛的なツアー、
「ウィンター・ライブ」を行い
彼らの活動は音楽的にピークを迎えていきます。




(この後、「おじさんアイドル」になった後に散開。
90年代前半に再生したり、いろいろしています)





やがて、「BGM」は
後のフォロワーなどを含め評価は著しく上がり、
「テクノデリック」と並ぶ
YMOの最高傑作とされることとなるのです。



私は、リズム重視の「テクノデリック」よりも、
美意識やロマンティシズムが随所に光る
「BGM」の方が好きですが…
(この辺は好みですね)









最近、HASYMOとして、
新曲を出したり、
もうすっかりおじさん軍団なのに
元気ですねえ…

そんな日本の音楽界の先駆者達の
若かりし頃の名作、如何でございますか?








ちょっと当時の映像など。

1.CUE
中期YMOの傑作ですね。
この歌詞が大好きです。
この収録はおそらくなんらかのTV番組?
本当、youtube様様です…
教授がドラムを叩いております。

2.Happy End
これはライブ・ビデオ
「ウィンターライブ'81」より。
プリミティブな幸弘さんのドラム、
美しい旋律を
歪んだプロフェット5が蹂躙していくのが聞き所でしょうか…
ロシア風構成主義に影響されたとされる
奥村靫正による舞台芸術は
日本最高のデザイン賞、ADC賞を受賞します。
「BGM」,「テクノデリック」のジャケットも彼によるもの。
このビデオ、入手当時は見まくったなあ…
ところどころ時代を感じる処理がなされておりますが、
しかし美しい!
知人でこのライブを見に行って、気持ちよくて寝てしまった人がおります。
なんて羨ましい…















では、また!

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