Rail20とPursuerで行く Kanさんの旅路

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タグ:Radiohead

                                                             

Radiohead 「The National Anthem」

2000年発表のRadioheadの永遠の名作
Kid Aより。
(私はこのアルバムでRadioheadに入りました)
2006年にも記事にしていましたね。
2009年にも取り上げていました。



Everyone
Everyone around here
Everyone is so near
It's holding on
It's holding on

Everyone
Everyone is so near
Everyone has got the fear
It's holding on
It's holding on

It's holding on
It's holding on
It's holding on

ここにいるみんな 

みんながまとまって
もちこたえている
もちこたえている

みんな
みんながまとまって
みんな不安を抱いて
もちこたえている
もちこたえている

もちこたえている
もちこたえている
もちこたえている

【歌詞解説】The National Anthem / Radiohead – いまや国をまとめ上げるのは忠誠心ではない
より引用いたしました。

20年前に、コロナ禍における世界のアンセムが生まれていたとは…
コロナ禍の不安に恐れ戦き、心病んでいく人々の姿を
残酷なまでに提示していると思う。


果たして、この世界はどうなってしまうのか。





ライブもいいねえ。
搔き鳴らされるギターの壊れた旋律。
のたうち回るアナログシンセの音色。

なんだかんだでいろいろ忙しく
日々働いております。
何となく、心に移ろいを感じる日々です。
何か、どうにもならない何かがある感じがする…



日差しに陰りを感じる
朝の横浜の街を走りながら、
ふと心にかかってきたのが



Radiohead 「Street Spirit(Fade Out)」

Rows of houses all bearing down on me
I can feel their blue hands touching me
All these things into position
All these things we'll one day swallow whole
And fade out again and fade out


This machine will not communicate
These thoughts and the strain I am under
Be a world child, form a circle
Before we all go under
And fade out again and fade out again


Cracked eggs, dead birds
Scream as they fight for life
I can feel death, can see it's beady eyes
All these things into position
All these things we'll one day swallow whole
And fade out again and fade out again


Immerse your soul in love
Immerse your soul in love.



魂を愛で満たせ!


トム・ヨークの悲痛な叫びが胸を打ちます。
美しいアコースティックギターで紡がれるメロディも素晴らしい。

「ザ・ベンズ」収録の名作ですね。






Radioheadは大昔(そう、そんな昔になってしまった???)このブログでも
記事にしましたが、今聞いてもやはりいいですね。

私が彼らに魅かれたのはこの曲と出会ったから。


The National Anthem


Everyone
Everyone around here
Everyone is so near
It's holding on
It's holding on


Everyone
Everyone is so near
Everyone has got the fear
It's holding on
It's holding on


It's holding on
It's holding on
It's holding on



以前このブログで記事にしたKID Aに収録。
「みんな何かを恐れている、そう、みんな」
fragileな時代に生きる人間達の「国歌」。
壊れたギタープレイ、アナログシンセとベースが織り成す
不穏すぎるファンクナンバー。
当時の私は虜になりました。






そして、一番好きなのがこの曲。


 


Everything in Its Right Place


everything
everything
everything
everything
in its right place
in its right place
in its right place
in its right place


yesterday i woke up sucking on lemon
yesterday i woke up sucking on lemon
yesterday i woke up sucking on lemon
yesterday i woke up sucking a lemon


everything
everything
everything
in its right place
in its right place
in its right place
right place there are two colors in my head


there are two colors in my head
what what is that you tried to say
what rhyme was that you tried to say
tried to say
tried to say
tried to say
tried to say


everything
everything
everything



すべて すべて すべてがあるべきところにある あるべきところに あるべきところ

私にとってこの曲の詩の素晴らしさは
この上の一節に集約しています。



そう、すべてがあるべきところにある。

今、貴方があるのは
今の貴方があるべき場所なのだ。


貴方が生きることに喜びを感じ日々の生活に充実感を覚えているのも、
貴方が生きることに苦しみを感じ日々の生活に失望感を感じているのも、

不自由なく幸せな生活を送っているのも、
泥水をすするような苦々しい思いを抱えて生きているのも、

すべては今の貴方が、あるべき場所にいるから。

そこが、貴方のあるべき場所なのだから…

すべては、あるべきところにある


私も、この曲と出会って以来、
「今の自分は今の自分がいなければならない場所にいるのだ」

と幸せなときも辛いときも、
いつも、その状況に必然性を覚えるようになりました。


すべては必然によって定まっている…


そんな気が、なんとなくしています。




では。

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RADIOHEAD 「KID A」 2000/9/27発売

1. Everything In Its Right Place
2. Kid A
3. The National Anthem
4. How To Disappear Completely
5. Treefingers
6. Optimistic
7. In Limbo
8. Idioteque
9. Morning Bell
10. Motion Picture Soundtrack

すべて すべて すべてがあるべきところにある あるべきところに あるべきところ
「Everything in it's right place」より

音楽のコーナーです。今回は、UKロックバンド、RADIOHEADの「KID A」について。

RADIOHEADとは、イギリスでVoのトム・ヨークらが中心となって結成されたロックバンドです。93年、「パブロ・ハニー」でアルバムデビュー、収録曲の「クリープ」が全米で「ニルヴァーナの再来!」とされ大ヒットします。その後、95年、「ザ・ベンズ」でさらなるギターロックバンドとしての発展を遂げ、97年「OKコンピューター」でそれまでのギターバンド的アンサンブルにさまざまな実験を取り込み、90年代ロックシーンを代表する1枚となりました。その後、バンドはさまざまな葛藤を経て、大難産の末に生み出されたのがこの「KID A」です。
RADIOHEADに関して詳しく知りたい方は、オフィシャルサイトをどうぞ。
http://www.toshiba-emi.co.jp/radiohead/
知っている方は、きっともう私よりも良く知っていることでしょう(笑)

私、このRADIOHEADを知ったのが、この「KID A」からなのです。某音楽番組でこのアルバムに収録されている 「The National Anthem」の プロモビデオを観て、「なんだ、こいつらは!」とやられてしまいCD屋へ…という感じでした。
ライブ演奏風景を収録しているのですが、すごく不穏な感じで、聞き手を不安に揺さぶるのです。

これまでの彼らは、ギターを中心としたアンサンブルを展開、メロディアスな楽曲やノイジーなロック的刺激に満ちた楽曲が中心でした。しかし、このアルバムではそれらの方法論をかなぐり捨て、エレクトロニカなどと呼ばれるテクノ的手法を大胆に取り込みます。電子の粒子が舞うような質感の音、解体されたメロディ、直接的なロック的な刺激は排除されています。

そのなかで、彼らは「現実の世界に満ち溢れた違和感」を丹念に音の世界で描いていきます。普段の日常の中、皆がなんとなくやり過ごしているような、でも不安を抱いているような何かを。
それらを表現するのはこれまでの彼らのスタイルでは不可能であったのでしょう。

リーダーのトム・ヨークは当時、「ロックなんて退屈なごみ音楽だ」といった発言をし、かつ、このロックから著しく逸脱したアルバムを発表、全世界で賛否両論となりましたが、結果、全米全英チャート1位を獲得します。

スタイルだけの「ロック」ではなく、その精神性に「ロック」を当時の私も感じ、ひたすら聞き続けました。スタイルとしての「ロック」を否定しその次のあり方を模索、その結果として摩擦係数もどんどん上がっていくという展開にとても興奮しました。

世界初のクローン人間について描かれる「KID A」、皆が心の中に不安を感じながら、何とか日常をやり過ごしているさまを不穏なファンクナンバーに仕立てた”国歌”「The National Anthem」、世界の中での紛争、女、子供が犠牲になっていく世界「Idioteque」など、どの曲も伝わってくるものがありますが、私が一番感動したのは1曲目「Everything in it's right place」です。

冒頭にも挙げた「すべてがあるべきところにある」ということを歌っているのですが、
それは以前「旅するオートバイ」http://blogs.yahoo.co.jp/w650rsc/7970061.html でも少し書いた、「必然性」を感じさせるのですね。すべての人、すべてのもの、すべての物事には必然性があり、そしてそれゆえに今あなたはここにこうしており、あるべきところに向かっていくのだ、という。
この世界の中、「あるべきところ」において生きていくことを自覚させられる大切なメッセージソングだと思います。

長々と申し訳ありませんでしたが、興味のある方は御一聴を。
兄弟作の"AMNESIAC"、ライブ盤の"I MIGHT BE WRONG(Live Recordings)もいいです。
私もライブには行きましたよ…色盲のプレイヤー、ジョニー・グリーンウッドの奏でるアナログシンセサウンドに感動したのを覚えております。


ではまた。

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